羽仁知治

羽仁知治

羽仁知治（はに ともはる、1961年4月10日 - ）は、東京都東久留米市出身のジャズピアニスト、作曲家です。

概要

自由学園高等科を卒業後、プロの音楽家としてのキャリアをスタートさせました。作曲、編曲、ピアニスト、キーボーディスト、音楽プロデューサーとして多岐にわたる活動を展開しています。

上田正樹、加藤登紀子、田中健、つのだ☆ひろなど、ジャンルを超えた多くの音楽家とのコンサートやレコーディングに参加し、テレビやラジオの音楽番組にも多数出演しています。

2005年1月22日には、建築家フランク・ロイド・ライトが設計した重要文化財である自由学園明日館で、「羽仁知治オリジナルバンド」による3回目のコンサートを開催しました。このコンサートを機に、ジャズの要素を取り入れつつ「Funky & Melodious」なオリジナル曲を中心とした「羽仁知治トリオ」としての活動を開始しました。

2015年8月には新宿文化センター大ホールでソロピアノコンサートを開催。2020年1月には「羽仁知治トリオ+1」を結成し、「Funky & Melodious」をテーマに都内のライブハウスを中心に精力的にライブ活動を行っています。

これまでに、「ザ・ヘッドハンターズ」のベーシスト、ポール・ジャクソンや、RUFUSのリーダー・ギタリスト、トニー・メイデンといった海外の著名なミュージシャンとも共演しており、ゴードン・チェンバースとの共演も好評を博しています。

最近では、ジャズをバックグラウンドに持ちながらも、ジャズスタンダードだけでなく、多岐にわたる楽曲をアレンジし、独自のサウンドを追求したコンサート活動を展開しています。

主な作品

1998年9月：テイチクレコードより1stアルバム「Dream Time」を発売。
2000年3月：ポリスターより2ndアルバム「IN THE SKY」を発売。
2001年6月：ポリスターより3rdアルバム「Kissaco」を発売。
2001年6月：ポリスターより4thアルバム「JAZZ NOT JAZZ」を発売。
2001年：ポリスター・Silentレーベルのアンビエント・ヒーリング作品集「Silent Collections」「Tears」「SILENT PIANO COLLECTIONS」に各2曲ずつ参加。
2001年11月：ユニバーサルミュージックのコンピレーション・アルバム「care & cure」に、久石譲、王菲、宗次郎と共にソロピアノが収録。
2006年10月25日：Roving SpiritsよりCDアルバム「My All」を発売。
2020年11月25日：Eighty Two RecordsよりCDアルバム「Moon Tone」を発売。

その他、テレビゲーム「ファイナルファンタジー」のリミックス盤制作、フランス映画「いつかきっと」のタイトルチューン編曲・演奏、TBSのニュース番組「スペースJ」のタイトル曲制作なども手掛けています。

主なCM作品

カフェグレコ、サッポロビール、伊藤園、森永乳業、VOLVO、大和証券、雪印乳業など、数々のCM音楽制作にも携わっています。

出演TV番組など

テレビ東京「ミューズの楽譜」
BS朝日「Music Soul」
BSフジ「MusicIndex」
NHKラジオ第1放送「音楽夢倶楽部」
* NHK-FM放送「セッション505」

脚注

[出典]

外部リンク

羽仁知治公式サイト

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