つのだ☆ひろ

つのだ☆ひろのプロフィールと音楽活動

つのだ☆ひろ（本名：角田博民、生年月日：1949年8月1日）は、日本の音楽界で多岐にわたって活動するアーティストです。彼は歌手、ドラマー、作詞家・作曲家として知られ、現在は有限会社角田兄弟社を運営しています。「☆」の部分は発音せず、従来の名前に工夫を加えたものです。

幼少期と成長

つのだ☆ひろは、福島県東白川郡塙町で生まれ、兄4人と姉3人の8人兄弟の末っ子として成長しました。1歳4ヵ月で東京都に戻り、新宿十二社で育ちました。両親は理髪店を営んでおり、初めは理容師として職業を持たせようとしましたが、兄のつのだじろうが成功したことから進路を変更しました。彼自身も中学時代からドラムに興味を持ち、それがキャリアの出発点となります。

音楽キャリアのスタート

高校時代、つのだは富樫雅彦からジャズドラムとリズム理論を学び、17歳で鈴木弘とともにハッピー・キャッツでプロデビューを果たしました。その後、彼は日本を代表する様々なミュージシャンたちと共演し、特に1960年代後半からはジャズピアニスト佐藤允彦のトリオとの活動を開始しました。この頃から、彼の卓越したドラミング技術が評判となり、渡辺貞夫カルテットや岡林信康、成毛滋などとの演奏を重ねました。

歌手としての成功

1971年にはシングル『メリー・ジェーン』がロングヒットし、そのソウルフルな迫力ある歌声で注目を浴びます。1972年にはサディスティック・ミカ・バンドにも参加しましたが、短期間で活動を終え、その後は「キャプテンひろ&スペースバンド」を結成しました。彼はさらに、清水健太郎の『失恋レストラン』や南沙織の『街角のラブソング』などに楽曲を提供し、作詞家・作曲家としても活躍するようになります。

現在の活動

近年は、東京都文京区で音楽スクール「WILD MUSIC SCHOOL」と「ULTRAC（ウルトラック）」を運営し、ドラムスクールも行っています。彼は新種のブドウを発見し、自ら名付けた「メリージェーン」を発表したことでも話題となりました。

特徴とエピソード

つのだの名前の「☆」は、わかりやすく姓名の区切りを意図しており、当初は「★」も使用されていましたが、縁起を考えて「☆」に改められました。また、彼は仏教徒であり神道を信仰しつつ、他の宗教に対しても開かれた考えを持っています。最近では、母校の小学校と中学校が廃校になった経験を踏まえ、廃校となった中学校の生徒による歌詞を使って楽曲を制作し、思い出の歌を贈る活動も行いました。

結論

つのだ☆ひろは、そのユニークな音楽スタイルと幅広い活動を通じて日本の音楽シーンに多大な影響を与え続けており、今後のさらなる活躍が期待されています。

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