羽山茂樹

羽山茂樹の音楽キャリア

羽山茂樹（はやま しげき、1959年8月23日生まれ）は、日本の元シンガーソングライターであり、現在はボイストレーナー、作曲家そして音楽プロデューサーとして多岐にわたる活躍をしています。出身地は和歌山県です。彼の音楽キャリアは数々のコンテストでの受賞歴から始まりました。具体的には、モーリスフレッシュフォークコンテストでの優勝や、TDKレコードオーディション、NHKヤングミュージシャンコンテストでの入賞などがあります。その後、1983年5月には「花のカノン」でビクター音産からメジャー・デビューを果たしました。

作曲家としての活動

羽山はシンガーソングライターとしてだけでなく、作曲家としても広く知られています。彼が手掛けた楽曲には「人でも花でもおなじ愛」などがあり、この曲は中野律紀（RIKKI）や松田直にカバーされているほか、「歌は愛の贈り物」などの楽曲も他のアーティストに提供されています。羽山の作品は、多くのアーティストの音楽キャリアに貢献しており、彼自身のスタイルと表現が詰まった楽曲ということができるでしょう。

ボイストレーナーとしてのキャリア

彼の新たな道は1997年に始まったボーカルスクール「フェザーハートミュージック」の設立です。この学校では、様々なアーティストやパフォーマーの育成に力を入れており、レコードレーベルとしても活動を展開しています。フェザーハートミュージックには、湖月わたるや長阪有樹子といった代表的なアーティストが所属しています。また、バーニング養成所やミライ・アクターズ・プロモーション、東京都心身障害者福祉センター、新宿区生涯学習財団などでもボーカル講師としての役割を担い、多くの生徒に歌の指導を行っています。彼は「すみれ学院」のトータルアドバイザーも務め、多方面で教育活動に力を注いでいます。

代表的な生徒たち

羽山が教えた生徒の中には、メジャーCDデビューを果たしたアーティストが多数存在します。たとえば、Smooth（西山加織）は日本コロムビアからデビューし、日本テレビの「HAMASHO」のエンディングテーマで知られています。また、EAST RIVER（井伊末博）やCool As Ice（山形麻由美、アブドラヒ・サラ）といったアーティストも、羽山の指導を受けて育ってきました。さらに、名月（CHE-DE）、orivia（KIZUKI）、Pink Girl（白石小梅、岡村彩香）など、彼の教え子の活動は広範囲にわたります。

羽山茂樹の影響

羽山茂樹の音楽への情熱と教育者としての志は、彼の生徒たちにも大きな影響を与えています。多くのアーティストが羽山の指導を受け、成功を手にしていることがそれを証明しています。彼の存在は、日本の音楽シーンにおいて重要な役割を果たしており、今後も新しい才能を世に送り出すことが期待されています。彼の活動は、音楽だけでなく、教育という側面でも大きな意義を持っているのです。

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