羽島大橋

羽島大橋の紹介

羽島大橋（はしまおおはし）は、岐阜県羽島市と安八郡安八町を結ぶ重要な交通路であり、長良川と新犀川を横断する岐阜県道18号大垣一宮線に位置しています。この橋は、地元住民だけでなく周辺地域の交通の要所として、多大な役割を果たしています。特に、下流側には東海道新幹線の長良川橋梁が併設されており、交通の便をさらに向上させています。

羽島大橋は、1963年（昭和38年）に供用を開始し、当初は有料道路として運営されていました。その後、1980年（昭和55年）に無料開放され、現在では多くの市民や旅行者に利用されています。橋の全長は564.2メートルで、そのすっきりとしたデザインは地域の象徴となっています。

大垣羽島道路としての役割

羽島大橋は、開通当初から一定の交通量を誇っており、長良川を跨ぐ重要な点として、大垣羽島道路の一部として機能していました。この路線は、最初のうちは大垣大橋から羽島大橋の間が有料道路とされ、料金所は羽島大橋の東詰に設けられていました。この料金所が設置されていた期間、実際に料金が必要だった区間は羽島大橋と大垣大橋の部分のみでした。

公団によって管理・運営されたこの有料道路は、地域の交通の発展に寄与しました。料金所はその後、小規模な公園と非常用駐車場に転用されましたが、2011年に実施された道路改良工事によって、駐車場は廃止されることになりました。

交通と地域社会への影響

羽島大橋の無料化は、地域住民の生活に大きな影響を与えました。交通の便が向上することで、経済活動や観光業も活発化しました。また、橋を渡るたびに目にする長良川の美しい景観は、多くのドライバーや歩行者にとって、心を豊かにする存在となっています。地域社会のつながりが強まり、さまざまな催し物やイベントが橋の周辺で行われるようになったのも、羽島大橋の存在があったからこそと言えるでしょう。

まとめ

羽島大橋は、岐阜県羽島市と安八町を結ぶ重要な交通インフラであり、1963年の開通以来、多くの人々に利用され続けています。大垣羽島道路としての歴史を経て、現在は無料開放され地域に親しまれているこの橋は、単なる交通路以上の意義を持つ存在です。地域の発展や交流を促進する一助として、これからも活躍し続けることでしょう。

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