翠波高原

翠波高原は、愛媛県四国中央市に位置する、標高約800mの翠波峰の牧場跡地を利用して開発された花の名所です。金砂湖県立自然公園内にあり、四季折々の花々が楽しめる場所として親しまれています。

四季折々の花々

春には菜の花と桜が、秋にはコスモスが広大な高原を埋め尽くし、まるで花の絨毯を敷き詰めたような美しい風景が広がります。特に、菜の花と桜は4月中旬頃、コスモスはお盆頃が見頃となり、多くの観光客で賑わいます。開花時期に合わせて訪れるのがおすすめです。それ以外の期間は施設は休園となりますが、園内への立ち入りは可能です。散策や写真撮影などを楽しむことができるでしょう。

花園の構成

翠波高原には、「第1花園」、「第2花園」、「第3花園」の3つのエリアがあり、それぞれのエリアで異なる種類の花が植えられています。コスモスと菜の花は、時期をずらして種がまかれるため、交互に楽しむことができます。また、第1花園と第2花園の近くには、「ワシントンの桜」が植えられており、春には美しい桜の花が咲き誇ります。

野生動物対策

かつては野生動物による食害で花が全滅する危機がありましたが、2013年7月から翌年4月にかけて、高さ2mの防護柵を設置したことで、花々は順調に生育するようになりました。この対策により、現在では安心して花々を鑑賞できるようになっています。

アクセス

翠波高原へは、松山自動車道三島川之江ICから車で約30分でアクセスできます。駐車場も完備されているため、ドライブでの訪問も便利です。

周辺観光スポット

翠波高原周辺には、以下の観光スポットがあります。

三角寺：四国八十八箇所霊場の第六十五番札所で、歴史あるお寺です。
霧の森：豊かな自然が残る森林で、散策や森林浴が楽しめます。
霧の高原：霧が幻想的な高原で、美しい景色が楽しめます。
塩塚高原：標高の高い場所にあり、見晴らしが良い高原です。
* 川之江城：歴史的なお城で、周辺の景色を一望できます。

これらの観光スポットと合わせて翠波高原を訪れることで、より充実した観光体験ができるでしょう。

翠波高原は、美しい花々だけでなく、自然豊かな環境も魅力的な観光地です。ぜひ一度訪れて、その魅力を体感してみてください。

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