能美根上駅

能美根上駅

能美根上駅（のみねあがりえき）は、石川県能美市大成町にあるIRいしかわ鉄道線の駅です。この記事では、能美根上駅と、かつて隣接していた北陸鉄道能美線の新寺井駅についても解説します。

歴史

1912年（大正元年）12月20日：国有鉄道北陸本線の寺井駅として開業。
1968年（昭和43年）5月：駅舎改築。
1985年（昭和60年）3月14日：荷物の取り扱いを廃止。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化により、JR西日本・JR貨物の駅となる。
2004年頃：電気化学工業根上サービスステーションへの専用線が廃止。
2012年（平成24年）8月27日：仮駅舎の使用を開始。
2013年（平成25年）4月1日：JR貨物の駅が廃止、貨物取り扱い終了。
2014年（平成26年）3月9日：橋上駅舎の使用を開始。
2015年（平成27年）3月1日：東口・西口の駅前広場、駐車場、駐輪場が完成。
2015年（平成27年）3月14日：能美根上駅に改称。
2017年（平成29年）4月15日：ICOCA利用開始。
2022年（令和4年）8月31日：みどりの窓口の営業を終了。
2022年（令和4年）9月1日：終日無人化。
2024年（令和6年）3月16日：北陸新幹線延伸開業に伴い、IRいしかわ鉄道の駅となる。
2025年（令和7年）3月15日：金沢駅 - 大聖寺駅間に快速が新設、停車駅となる。

駅構造

島式ホーム1面2線と側線1本を有する地上駅です。ホームはカーブ上に位置し、列車は傾いた状態で停車します。ホーム端には監視カメラが設置されています。旧寺井駅時代はコンクリート平屋建ての駅舎が線路東側にあり、地下道でホームと連絡していました。2012年8月27日から仮駅舎に移行し、2014年3月9日に橋上駅舎が使用開始となりました。

小松駅が管理する無人駅で、自動改札機はありませんが入場印字機が設置されています。

列車接近時には接近メロディーが流れ、2015年3月1日から2017年3月末までと2024年3月16日からは地元能美市出身の加賀大介が作詞した「栄冠は君に輝く」が使用されています。

のりば

ホーム上では長らくのりば番号が設定されていませんでしたが、2018年までに設定されました。

利用状況

2019年（令和元年）度の1日平均乗車人員は1,291人です。

駅周辺

駅は能美市根上地区に位置し、旧駅名の由来である寺井地区からは約1km東にあります。駅名改称は、能美市が市名と地区名を合わせた名称を要望したことによるものです。

根上大浜郵便局
能美市根上窓口センター
能美市立浜小学校
能美市立根上中学校
能美市立病院
松井秀喜ベースボールミュージアム
マルエー 根上店

バス路線

かつては能美線代替バスが運行していましたが、2007年12月31日に全線廃止されました。現在は能美市コミュニティバスと北陸先端科学技術大学院大学のシャトルバスが代替として運行しています。

駅前からは、のみバス「連携バス」と「根上地区循環バス」が運行されています。

隣の駅

IRいしかわ鉄道

■IRいしかわ鉄道線
■快速：小松駅 - 能美根上駅 - 松任駅
■普通：明峰駅 - 能美根上駅 - 小舞子駅

北陸鉄道 新寺井駅（廃駅）

能美線の始発駅で、国鉄駅の東側に位置していました。1980年9月14日に能美線が廃止されたことに伴い、新寺井駅も廃止されました。

北陸鉄道

能美線：新寺井駅 - 加賀福岡駅

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