脇坂泰斗

脇坂 泰斗

脇坂 泰斗（わきざか やすと、1995年6月11日生まれ）は、神奈川県横浜市栄区出身のプロサッカー選手で、現在Jリーグの川崎フロンターレに所属しています。ポジションはミッドフィールダー（MF）で、日本代表にも選ばれた実力者です。彼の弟、脇坂崚平もプロサッカー選手として活躍しており、兄弟揃ってサッカー界での存在感を示しています。

経歴

クラブ経歴

脇坂は、横浜市のエスペランサSCジュニアユースに所属してサッカーの基礎を学んだ後、川崎フロンターレのセレクションに合格し、川崎U-18に加入しました。その後、阪南大学に進学し、大学では1年生から試合に出場し始め、3年次には全日本大学選抜にも名を連ねました。2018年には、阪南大学を経て再び川崎フロンターレに入団しました。このような形式で川崎に復帰した選手は、過去の可児壮隆選手以来二人目です。

プロデビューは2018年4月18日、AFCチャンピオンズリーグの蔚山現代FC戦で果たしました。2019年には、プロ初試合となるベガルタ仙台戦で2アシストを記録し、その後の清水エスパルス戦では初ゴールも決めました。2021年には、その活躍が評価されベストイレブンや日本代表にも選出されました。2022年には、中村憲剛が着けていた背番号「14」を受け継ぎ、2024年シーズンからは川崎フロンターレのキャプテンを務めることが決まっています。

日本代表

脇坂は2021年3月18日、国際親善試合及びFIFAワールドカップ2022アジア予選のモンゴル代表戦で初めて日本代表に選ばれ、翌週の韓国戦で代表デビューを果たしました。

プレースタイル

脇坂のプレースタイルは狭いスペースでもボールを失わない高い技能を持ち、相手選手に寄せられても素早くターンを行なってかわす能力があります。ボールを失った際には迅速に攻守の切り替えを行い、ボールコントロールとパス精度、シュートの両足使用に長けています。川崎ではセットプレーのキッカーを務めていることでも知られています。

所属クラブ

• - FC本郷（横浜市立桜井小学校）
• - エスペランサSCジュニアユース（横浜市立上郷中学校）
• - 川崎フロンターレU-18（2011－2013年、横浜創学館高等学校）
• - 阪南大学（2014－2017年）
• - 川崎フロンターレ（特別指定選手、2017年9月－同年12月）
• - 川崎フロンターレ（2018年－現在）

タイトル

大学時代

• - 関西学生サッカーリーグ（2016年）
• - 関西学生サッカー選手権（2017年）

川崎フロンターレ

• - Jリーグカップ：1回（2019年）
• - J1リーグ：3回（2018年、2020年、2021年）
• - 天皇杯 JFA 全日本サッカー選手権大会：2回（2020年、2023年）
• - FUJI XEROX SUPER CUP：1回（2021年）

日本代表

• - ユニバーシアード（2017年、台北大会）
• - EAFF E-1サッカー選手権（2022年）

個人受賞歴

• - 関西学生サッカーリーグ最優秀選手（2016年）
• - AFCチャンピオンズリーグベストイレブン：1回（2021年）
• - Jリーグベストイレブン：3回（2021年、2022年、2023年）
• - Jリーグ優秀選手賞：4回（2020年、2021年、2022年、2023年）
• - JPFAアワード（J1）・ベストイレブン：1回（2022年）

まとめ

脇坂泰斗は日本サッカー界において今後の活躍が期待される若手選手の一人です。彼の今後のプレーとクラブ、代表での役割に注目が集まります。

もう一度検索