船木鷹虎

船木 鷹虎のプロファイル



基本情報


船木 鷹虎（ふなき たかとら、1961年7月13日 - ）は、日本の元キックボクサーとして知られる人物です。本名は船木 実（ふなき みのる）で、スポーツの世界において多くの業績を残しました。娘はヘラヘラ三銃士のメンバーであるさおりんです。

来歴


プロデビュー


船木は東北高校の2年生の春に仙台青葉ジムに入門し、1978年11月には「ヤンガー船木」としてプロのリングに立ちました。このリングネームは1988年まで変わることはありませんでした。1990年代初頭のプロモーション活動を通じ、彼の名前が広まりました。

1982年7月、船木は新格闘術のライト級王座を目指し、斉藤京二と対戦しましたが、結果は引き分けに終わりました。この試合では左ハイキックを決め、相手に重傷を負わせるなど、その実力を示しました。翌月には新格闘術の世界ライト級王座の保持者である藤原敏男との試合が実現しましたが、結果は5RKO負けとなりました。

日本王座獲得


1987年5月25日、船木は日本ムエタイ連盟設立記念興行において初代ウェルター級王者決定戦に出場。甲斐拳明人に対して4R1:42のKO勝ちを収め、初代王者に輝きました。その直前、1985年11月22日に挑んだ向山鉄也との試合では判定負けを喫し、王座の獲得は叶いませんでしたが、結婚を通じて人生の新たなステップを踏み出しました。

世界王座獲得


1987年には新格闘術ライト級王座決定戦に再び出場し、過去に勝利した内藤武に再度勝利することで、初めて世界タイトルを手にしました。この際、ジムの会長から“船木鷹虎”に改名することが決定され、全日本キックボクシング連盟に加盟してからは日本王座を長期間保有することを目指すようになりました。

1988年7月16日にはハンスー・プレムチャイとの試合が行われ、5ラウンド判定負けの結果となりました。

キャリア終盤


1994年には「K-1 CHALLENGE」に参加し、田上敬久との対戦に臨みましたが、結果は1ラウンドTKO負けです。同年10月、ニュージャパンキックボクシング連盟が全日本キックボクシング連盟から独立後、その初代ミドル級王者決定戦にも出場しました。しかし新田明臣との闘いでは判定負けを喫し、その翌年にも王座獲得に挑むも、結果は同様でした。

2001年、加藤督朗との試合で腕を折られ、2ラウンドTKO負けを喫するなど、キャリア終盤には苦戦が続きました。しかし、2002年初春には仙台市泉区に鷹虎キックボクシングジムを設立し、選手育成に力を入れていきました。

獲得タイトル



関連項目



外部リンク


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