芳川庸

芳川庸（よしかわ ちから）に関する詳細

芳川庸は1993年8月18日生まれ、京都府京都市左京区の出身の元プロ野球選手で、ポジションは捕手です。彼は右投右打のスタイルを持ち、プロ入りした当初は育成選手として活動しました。

経歴

プロ入り前

芳川は中学校時代から京都ライオンズに所属し、徐々に野球の才能を開花させていきました。高校は洛北高に進学しましたが、甲子園には出場することができず、3年時の夏も京都府予選で敗退。高校通算では39本塁打を記録する力強い打撃を持ちながらも、全国舞台を経験する機会はありませんでした。

2011年9月には読売ジャイアンツの入団テストに参加し、多くの参加者の中から唯一合格という快挙を成し遂げました。2011年のプロ野球育成ドラフトで巨人の4巡目指名を受け、年俸240万円、支度金100万円で育成選手として契約を結びました。

巨人でのキャリア

芳川の巨人での初年度、2012年はイースタン・リーグ公式戦への出場はありませんでしたが、2013年にはシーズン6試合に出場し、初安打と初打点を記録しました。続く2014年には14試合出場ながら、打率は.143で、通算15打席で2打点を挙げています。

2015年には公式戦初本塁打を放つも、打率は.200で終わりました。2016年には再びイースタン・リーグへの出場機会がなく、その年の10月2日には球団から戦力外通告を受け、10月31日付で自由契約選手となりました。

巨人退団後

退団後もプロ野球選手を続ける意志を持っていた芳川は、2016年11月の12球団合同トライアウトに参加しました。2017年からはジャイアンツアカデミーでコーチを務め、2020年にはその役目を終えました。さらに、2022年からは巨人のファームディレクターとして活躍し、2024年には育成担当となる予定です。

選手としての特徴

芳川は高校時代に39本のホームランを打った力強い打者で、地肩が強く、送球が素早いという特性を持っています。また、捕手として登録されてたものの、一塁などの他のポジションでも対応できる守備力を持っています。彼の進学校での教育もあり、球団関係者にはその頭脳も評価されていました。

詳細情報

• - 年度別打撃成績: 一軍公式戦出場なし
• - 背番号: 006（2012年 - 2016年）
• - 登場曲: 「響 〜HIBIKI〜」EXILE（2012年）、 「Choo Choo TRAIN」EXILE（2013年 - ）

芳川庸は努力と挑戦を続ける一方で、選手としての経歴を経て、指導へと転身したことで、新たな道を歩んでいます。

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