苗場翔

苗場翔（なえば しょう、1962年 - ）は、日本のプログラマ、作家、IT系エンジニアとして知られています。VFX-JAPAN、情報システム学会、ピコリックス・デザインに所属し、幅広い分野で活動を展開しています。

経歴

京都府出身で宇治市在住。遺伝学を専攻した後、医療機器メーカーにて新素材の研究開発に従事。その後、電機メーカーで制御器系システムの開発に携わるなど、IT系マルチエンジニアとしてのキャリアを築きました。

1972年には京都府学校芸術祭教育美術展奨励賞、1983年には工学社プログラムコンテスト優秀賞を受賞するなど、若い頃からその才能を発揮していました。

1998年には、Windows用のコマンドライン送信専用電子メールクライアントであるSMAILを開発。SMAILはその高い実用性から多くの企業のシステムに組み込まれ、広く利用されました。

2008年には、バーチャル宇治源氏物語千年紀のアバター製作や写真展のリリースに参画するなど、デジタルコンテンツの分野でも活躍しています。

2020年には、ピコリックス・デザインよりSF小説『時空の神宝』を発表し、作家としての才能も開花させました。また、まんがびとからは『システムエンジニア視点でのデザイン思考』を刊行し、システム開発の専門知識を活かした著作活動も行っています。

主な著作

時空の神宝（ピコリックス・デザイン、2020年3月24日発行）ISBN 978-4-99-113970-3
システムエンジニア視点でのデザイン思考（まんがびと、2020年9月18日発行）

フリーウェア

SMAIL（初版1998年リリース）

外部リンク

著者セントラル - AMAZON
アーティスト - Spinart
本が好き - honzuki.jp
* プロフィール - Picolix Design

現在（2024年1月）は、『時空の神宝』の続編の執筆と、長年手掛けてきたフリーウェアSMAILのバージョンアップ活動に力を注いでいます。苗場翔は、その多才な才能と幅広い知識を活かし、IT業界と文筆の世界で今後も更なる活躍が期待される人物です。

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