若草大橋有料道路

若草大橋有料道路

若草大橋有料道路は、千葉県印旛郡栄町と茨城県北相馬郡利根町を結ぶ、利根川を跨ぐ有料道路です。茨城県道路公社が管理しており、茨城県道・千葉県道68号美浦栄線の一部を構成しています。

概要

この道路は、茨城県側では茨城県道11号取手東線、千葉県側では国道356号安食バイパスと接続しています。総延長は1.7kmで、両県を結ぶ重要な役割を担っています。2010年には利用促進のため、一時的に無料開放された期間がありました。

料金徴収時間は、毎日6時から20時までです。料金は車種によって異なり、軽車両等20円から特大車580円までとなっています（2023年10月現在）。

沿革

若草大橋有料道路は、2001年に「第二栄橋有料道路」として着工されました。工事は茨城県側と千葉県側で別々に進められ、2006年3月に建設工事が完了しました。同年4月18日に開通し、通行料金の徴収が開始されました。

開通以降、通行料金の改定や夏季限定の無料開放などの変更がありました。2023年3月には、料金の障害者割引率が変更されています。

料金徴収期間は2036年4月17日に終了する予定です。

2001年9月19日：仮称「第二栄橋有料道路」として着工。
2001年11月15日：千葉県側工区（橋梁部）着工。
2002年8月2日：茨城県側工区（料金所付近・橋梁部）着工。
2005年4月4日：橋梁本体着工。
2006年1月10日：茨城県側取付道路工区着工。
2006年2月3日：千葉県側取付道路工区着工。
2006年3月31日：建設工事完了。
2006年4月18日：開通、通行料金徴収開始。
2014年4月1日：通行料金改定。
2015年7月18日：夏季限定で無料開放（- 8月31日まで）。
2019年10月1日：通行料金改定。
2023年3月27日：料金の障害者割引率を50%以下に変更。
2036年4月17日：料金徴収期間終了（予定）。

今後の展開

将来的には、千葉茨城道路の一部として、龍ケ崎市地区から成田市地区、また千葉ニュータウン方面へのアクセス道路としての役割が期待されています。元々は栄橋のバイパスとしての要望が強く、県道千葉竜ケ崎線の一部としての建設も計画されていました。

隣の橋

利根川における若草大橋の隣の橋は以下の通りです。

上流側：栄橋
下流側：長豊橋

関連情報

日本の一般有料道路一覧
関東地方の道路一覧
茨城県の県道一覧
千葉県の県道一覧

外部リンク

若草大橋有料道路 - 茨城県道路公社
茨城県土木部
竜ケ崎工事事務所

若草大橋有料道路は、地域住民の生活と経済活動を支える重要なインフラであり、今後の発展が期待される道路です。

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