若菜太喜

若菜 太喜(わかな たいき)



若菜太喜(わかな たいき、1992年12月5日生まれ)は、日本の俳優タレントであり、愛知県にルーツを持つ。彼の芸能界への足跡は、2010年に名古屋を拠点とするボーイズグループ「BOYS AND MEN」への加入に始まる。彼は主に舞台俳優としての活動を続け、個性的で多才なパフォーマンスを披露している。

若菜は、2010年に高校3年生の時にBOYS AND MENに参加。彼のオーディションのきっかけは、父親が偶然出会ったスタッフからの情報だった。初期の公演では主に脇役を演じていたものの、次第にその存在感を示し、グループ内のメインメンバーの一員として成長していった。若菜のキャッチフレーズは「太陽のスマイルボーイ」で、明るい性格からメンバー内でもムードメーカーとして愛される存在であった。

しかし、若菜の活動は2015年12月に持病のアレルギー性皮膚炎の悪化により、一時的な休業を余儀なくされる。その後、2016年3月に「俳優としての夢を追いかけたい」との強い想いから、BOYS AND MENを脱退し、フォーチュンエンターテイメントを離れる決断を下した。BOYS AND MENに在籍中は、シングル「Wanna be!」やオムニバスドラマ「キスのカタチ」に出演していたが、脱退後の活動にあたるものは彼の新たな挑戦となった。

BOYS AND MEN脱退後、若菜は一時的に表舞台から身を引き、自身を見つめ直す「充電期間」を設ける。そして2018年にはアメリカで英語を学び、俳優を目指すために再び東京に上京。舞台俳優としての活動を再開し、2019年には「SORAは青い」などで活躍。5月には、「恋するアンチヒーロー」にて初の単独主演を果たした。

その後も若菜は、演劇ユニットUZRや、人気バラエティ番組「KEVIN王子様」に出演し、多彩な才能を発揮。2020年3月には、舞台「SORAは青い」の劇中で米原幸佑や八島諒と共に結成したボーカルユニット「The Sky's The Limit」としてメジャー・デビューを果たし、シングル「青く遠く」をリリースした。また同月には、主演舞台「ニューロストレガシー」が予定されていたが、コロナウイルスの影響で無期限延期となった。

若菜の演技キャリアは舞台だけでなく、テレビドラマや映画にも及ぶ。彼は「明日の光をつかめ」や「なぜ東堂院聖也16歳は彼女が出来ないのか?」などのドラマ出演、そして映画「サムライ・ロック」や「復讐したい」にも出演する。

彼の活動は今も続いており、舞台や映像作品の幅広い表現力で、多くのファンを魅了し続けている。若菜太喜の今後の活躍にも大いに期待が寄せられている。

もう一度検索

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。