茂出木浩司

茂出木 浩司（もでぎ ひろし）

茂出木浩司は、1967年6月2日に東京都中央区日本橋で生まれた日本の料理人で、老舗洋食店『たいめいけん』の三代目シェフとして知られています。また、現在は同店の専務取締役の役職も担っています。

来歴

茂出木浩司の生まれは、後の『たいめいけん』二代目オーナーである茂出木雅章の息子としてです。彼は千代田区立永田町小学校、東京都立駒場高等学校を卒業後、海外で語学を学ぶために渡米しました。帰国後、いくつかの料理店での修業を経て、1994年に『たいめいけん』に入社します。それから数年後の2001年、彼は日本橋三越の地下に惣菜を扱う『デリカテッセン・ヒロ』の運営を始め、その後、同店の姉妹店「洋食や 三代目 たいめいけん」を都内に展開し、事業を拡大しました。また、メディアにも登場し、広告塔の役割も果たしています。

2020年8月17日、茂出木は自身の肺がんを公表しました。

趣味とエピソード

茂出木浩司は多彩な趣味を持つ人物で、サーフィンや車など、さまざまな体験を積んできました。現在では、祖父である茂出木心護から引き継いだ凧やカイトボーディングにも挑戦しています。料理人としての道を選ぶ際、彼はその選択に疑問や抵抗を抱えた時期もありましたが、祖父の遺言を思い出して心機一転し、現在の道を歩んでいます。

また、茂出木は肌の色が黒いことでも知られており、これは日焼けサロンに通うことで維持しているとのことです。同様の肌色を持つ松崎しげるとの交流があり、松崎が主催する音楽イベントにも出店することがあるようです。さらに、彼は「マックスキャッホー」という独自の造語を創作し、テレビ番組の中で頻繁に使用しています。

著書

茂出木浩司は著書も出版しています。主な著書には以下のような作品があります：

• - 『洋食や たいめいけん』（2003年）
• - 『たいめいけん茂出木浩司の洋食や流お酒のおつまみ』（2009年）
• - 『たいめいけん3代目の野菜たっぷりワンプレートごはん』（2009年）
• - 『臆病なワルで勝ち抜く！ 日本橋たいめいけん三代目「100年続ける」商売の作り方』（2014年）

また、他のシェフとの共著や監修の作品もあり、料理のバラエティを広げています。

メディア出演

茂出木浩司は、テレビ番組にも多く出演しており、料理コーナーやバラエティ番組などでその存在感を発揮しています。特に、フジテレビの「ハピふる!」や「スパイスTV どーも☆キニナル!」などに出演して、一流の料理人としての技を披露してきました。その他、NHKや日本テレビなどの多くの番組にも出演しています。

彼の影響力は、料理だけでなく日本のグルメ文化にも多大な貢献をしています。今後の活動にも期待が寄せられています。

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