茂木隼人

茂木 隼人（もてぎ はやと）は、1984年5月22日に埼玉県熊谷市で生まれた日本出身のラグビー選手です。

主なポジションはスクラムハーフ（SH）を務めました。選手としての体格は、身長171センチメートル、体重77キログラムでした。ラグビー界隈では、「ハヤトゥ」という愛称で親しまれました。

また、選手としての実績として、関東代表に選出された経験を持っています。自身がラグビーを始めるきっかけとなったのは、友人からの誘いでした。

学生時代のキャリア

茂木選手のラグビーキャリアは、地元の埼玉県で始まりました。埼玉県立熊谷工業高等学校でラグビー部に所属し、高校生活を送りながら技術を磨きました。同校を2003年に卒業しました。

高校卒業後、日本の名門である早稲田大学に進学し、ラグビー蹴球部に加入しました。早稲田大学での４年間、強豪チームの一員としてプレーしました。この大学時代には、今村雄太、菅野朋幸、曽我部佳憲、首藤甲子郎、種本直人、矢富勇毅といった、後にジャパンラグビートップリーグや日本代表でも活躍することになる多くの才能あふれる選手たちと同期として共に汗を流しました。2007年に早稲田大学を卒業しました。

社会人時代のキャリア

大学卒業と同じ2007年、茂木選手はジャパンラグビートップリーグに所属していたクボタスピアーズに入団し、プロフェッショナルとしてのキャリアをスタートさせました。入団初年度からチームに貢献し、トップリーグの舞台に立ちました。

クボタスピアーズでの公式戦初出場は、入団した年の2007年10月27日に行われたジャパンラグビートップリーグの第1節、三洋電機ワイルドナイツ（現在の埼玉パナソニックワイルドナイツ）との対戦でした。この記念すべきデビュー戦で、茂木選手はスクラムハーフとして先発メンバーに名を連ね、トップレベルでの一歩を踏み出しました。

クボタスピアーズには長期間にわたり在籍し、チームの主軸選手の一人として約12年間にわたりプレーを続けました。その間、スクラムハーフとしてチームの攻撃を構築する重要な役割を担いました。

長きにわたるクボタスピアーズでの活動を経て、2019年に同チームを退団しました。これにより、プロ選手としてのキャリアに一つの区切りをつけました。

埼玉県熊谷市に生まれ、学生時代から社会人としてジャパンラグビートップリーグで約12年間活躍した茂木隼人選手は、スクラムハーフとしてその名をラグビー界に刻みました。

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