茨城県道・栃木県道204号結城二宮線

茨城県道・栃木県道204号結城二宮線について

茨城県道・栃木県道204号結城二宮線は、茨城県結城市を起点とし、栃木県真岡市（旧二宮町）に至る、総延長15.357kmの一般県道です。この路線は、両県の都市部を繋ぐ重要な役割を担っています。

概要

起点: 茨城県結城市結城（茨城県道35号宇都宮結城線交点、大町交差点）
終点: 栃木県真岡市久下田西町7丁目（栃木県道44号栃木二宮線交点）
総延長: 15.357 km (茨城県区間: 9.183 km, 栃木県区間: 6.174 km)
重用延長: 不明
未供用延長: なし
自動車交通不能区間延長: なし

歴史

この道路の歴史は、1959年（昭和34年）に茨城県が県道結城二宮線として路線認定したことから始まります。その後、1995年（平成7年）に整理番号が204となり、現在に至っています。具体的な年表は以下の通りです。

1959年（昭和34年）10月14日：茨城県が県道結城二宮線（図面対照番号238）を路線認定。茨城県内の道路区域は、結城市大字結城から県境の下館市樋口までと決定。
1961年（昭和36年）4月1日：栃木県が県道結城二宮線を路線認定。
1967年（昭和42年）3月30日：茨城県下館市大字樋口字仙在で線形改良（483m→300m）。
1970年（昭和45年）7月20日：茨城県下館市大字樋口の区間を供用廃止。これにより、樋口地区は通過せず、栃木県側の久下田地区の久下田西7交差点へ接続。
1971年（昭和46年）8月5日：下館市大字森添島 - 同市大字子思儀の区間を改良ルートに変更（1.326km→1.767km）。
1988年（昭和63年）：
3月3日：下館市大字下江連 - 大字森添島の狭隘な現道を迂回するバイパス（1.62km）を新設する道路区域が決定。
6月20日：下館市大字下江連（県道八木岡下江連真岡線交点） - 大字森添島のバイパス区間を供用開始。
8月1日：下館市大字西山田地内の旧道の一部（延長197m）が工業団地区域に編入されるため道路区域から除外。
1995年（平成7年）3月30日：茨城県区間において、整理番号が294から現在の204に変更。
1996年（平成8年）12月2日：下館市大字小川地内のバイパスを新設する道路区域（906m）が決定。
1998年（平成10年）3月19日：下館市大字下江連 - 同市大字西山田（下館第一工業団地）の旧道（1.353km）が県道指定解除により町道降格。
2000年（平成12年）：
3月8日：下館市大字小川（小川北交差点付近）の区間（約0.6km）が供用開始。
4月1日：茨城県下館市大字下江連 - 下館市大字西山田の区間が、通行する車両の最大重量限度25トンの道路に指定。
2001年（平成13年）3月1日：茨城県下館市大字下江連 - 同市森添島の区間が、通行する車両の最大重量限度25トンの道路に指定。
2002年（平成14年）10月28日：下館市大字小川 - 大字下江連のバイパス延伸区間（1.005km）の道路区域が決定。
2012年（平成24年）3月22日：筑西市小川 - 同市下江連の旧道（1.47km）が指定解除され筑西市道へ降格。

道路施設

福良橋（田川、茨城県結城市 - 栃木県小山市境）
中島橋（鬼怒川、栃木県小山市 - 茨城県筑西市県境）

地理

この道路は、以下の自治体を通過します。

茨城県：結城市 - 筑西市
栃木県：小山市 - 真岡市

交差する道路

この道路は、以下の道路と交差します。

茨城県道35号宇都宮結城線（結城市結城、大町交差点）
茨城県道264号小山結城線（結城市結城）
栃木県道214号福良羽川線（小山市福良 - 同市同字、小山市中島橋西交点）※一部重複
茨城県道304号小川川島停車場線（筑西市小川、小川北交差点）
茨城県道316号真岡下館線（筑西市下江連）
栃木県道44号栃木二宮線（真岡市下久田、下久田西7丁目交差点）

沿線

この道路の沿線には、以下の施設があります。

結城市立結城小学校（結城市結城）
結城城（結城市結城）
鬼怒川
下館第二工業団地（筑西市下江連）
下館第一工業団地（筑西市西山田）

関連情報

[茨城県]]土木部：[茨城県道路現況調書（令和2年3月1日現在）
茨城県の県道一覧
栃木県の県道一覧
筑西土木事務所（結城市・筑西市区間の道路の管理事務所）
小山土木事務所（小山市区間の道路の管理事務所）
* 真岡土木事務所（真岡市区間の道路の管理事務所）


このように、茨城県道・栃木県道204号結城二宮線は、地域の発展と交通の円滑化に貢献している重要な道路です。沿線には歴史的な場所や工業団地もあり、地域住民の生活に深く関わっています。

もう一度検索