茨城県道127号谷田部小張線

茨城県道127号谷田部小張線について

茨城県道127号谷田部小張線は、茨城県つくば市谷田部を起点とし、つくばみらい市小張に至る全長約5.7kmの一般県道です。この路線は、つくば市とつくばみらい市という二つの市を結ぶ重要な役割を担っています。

路線の特徴

この県道の特徴として、その大部分が茨城県道3号つくば野田線と重複している点が挙げられます。特に、起点であるつくば市谷田部から、つくばみらい市のみらい平地区までの区間は、ほぼ全線が県道3号線との重複区間です。そのため、実際の単独区間（実延長区間）は、みらい平地区の県道3号線との分岐点から終点の小張丁字路までの約2.2kmに限られています。

路線データ詳細

起点: 茨城県つくば市谷田部1941番の1地先（茨城県道3号つくば野田線上、旧国道354号交点）
終点: 茨城県つくばみらい市小張2655番の1地先（茨城県道46号野田牛久線交点、小張丁字路）
支線: 茨城県つくば市谷田部532番地先（茨城県道3号交点）～茨城県つくば市谷田部3381番地先（茨城県道210号谷田部藤代線交点）
総延長: 5.710km
重用延長: 3.446km
実延長: 2.264km

歴史

この路線の歴史は、1959年に県道谷田部守谷線として路線認定されたことに始まります。その後、1977年に県道谷田部小張線として新たに路線認定されました。この時、路線の一部は主要地方道に昇格し、残った区間が現在の県道127号線となりました。1995年には、茨城県道の路線再編成により、整理番号が147から現在の127に変更されています。

年表

1959年10月14日: 県道谷田部守谷線（図面対象番号88)が路線認定。
1977年2月14日: 県道谷田部小張線（整理番号147）が路線認定。同時に、県道谷田部守谷線（整理番号147）が廃止。
1979年12月27日: 常磐自動車道建設に伴い、一部区間の道路が付け替えられ、供用開始。
1993年7月26日: 小張地内の道路改良によりバイパス道（159m）が開通。
1993年8月30日: バイパス開通に伴い、旧道（176m）が指定解除。
1995年3月30日: 整理番号が147から127に変更。
2020年4月1日: 一部の区間で、車両の総重量および高さの制限が設定。

重複区間

茨城県道3号つくば野田線（つくば市谷田部 - つくばみらい市陽光台：約4.9km）

地理

通過する自治体：茨城県つくば市、つくばみらい市

交差する道路

茨城県道3号つくば野田線（起点からつくばみらい市陽光台まで重複）
茨城県道210号谷田部藤代線（つくば市谷田部）
茨城県道19号取手つくば線 新都市中央通り（つくば市飯田）
茨城県道211号高岡藤代線（つくばみらい市高岡/つくば市片田）
茨城県道46号野田牛久線（終点、つくばみらい市小張）

沿線施設

つくばエクスプレス線みらい平駅
愛宕神社（つくばみらい市小張）

脚注

注釈

出典

参考文献：茨城県土木部『茨城県道路現況調書 令和2年3月1日現在』

関連情報

茨城県の県道一覧
茨城県土木部
土浦土木事務所（道路の管理事務所）

この県道は、地域住民の日常生活や経済活動を支える重要な役割を担っており、沿線には駅や神社などの施設が存在します。また、歴史的には、複数の道路の統合や再編を経て、現在の形に至っています。

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