茨城県道184号島並鉾田線

茨城県道184号島並鉾田線

茨城県道184号島並鉾田線は、茨城県行方市を起点とし、鉾田市に至る全長約16kmの一般県道です。この路線は、行方市南部の国道355号から分岐し、北上して行方市北浦地区を経由、鉾田市に至ります。行方市の中央部を南北に縦断する主要な道路であり、地域住民の生活を支える重要な役割を果たしています。

概要

この県道は、行方市南の国道355号（南坂下交差点）から始まり、行方市北浦地区を通過し、鉾田市鉾田の茨城県道8号小川鉾田線交点に接続します。路線の中間地点である行方市両宿では国道354号と交差します。路線名にある「島並」は、行方市の地名に由来しますが、実際の起点は島並よりもやや南に位置しています。

路線データ

起点: 茨城県行方市南（国道355号交点、南坂下交差点）
終点: 茨城県鉾田市串挽字矢口424番地先（茨城県道2号水戸鉾田佐原線交点、串挽交差点）
総延長: 16.639 km
重用延長: 0.448 km
未供用延長: なし
実延長: 16.191 km
自動車交通不能区間延長: 0.100 km

歴史

1959年（昭和34年）10月14日に、県道島並鉾田線として路線認定されました。当初の終点は鉾田町大字借宿の主要地方道小川鉾田線交点でしたが、1966年（昭和41年）に終点が鉾田町大字串挽の主要地方道水戸鉾田佐原線交点に変更され、ルートの付け替えが行われました。1995年（平成7年）に茨城県道路線の整理番号再編により、現在の整理番号184となりました。

年表

1959年（昭和34年）10月14日: 路線認定。行方郡麻生町大字島並から鹿島郡鉾田町大字借宿まで。
1966年（昭和41年）11月7日: 行方郡北浦村大字両宿から鹿島郡鉾田町大字串挽までの町村道の一部を編入し、終点を鉾田町大字串挽に変更。
1968年（昭和43年）3月25日: 行方郡北浦村大字両宿字山王の220m区間を線形改良。
1972年（昭和47年）6月1日: 行方郡北浦村大字小幡の狭隘路を2車線化バイパスに付け替え。
1979年（昭和54年）7月9日: 行方郡北浦村大字両宿地内の1.48km区間を2車線化。
1986年（昭和61年）4月21日: 行方郡麻生町大字井貝の狭隘道路を2車線化。
1986年（昭和61年）9月25日: 行方郡北浦村大字内宿から大字長野江の1.524km区間を2車線化。
1991年（平成3年）9月26日: 行方郡北浦村大字両宿から大字内宿のバイパス道路区域が決定。
1995年（平成7年）3月30日: 整理番号が248から184に変更。
1996年（平成8年）11月21日: 行方郡北浦町大字南高岡から大字小幡までのバイパスが開通。
1998年（平成10年）3月30日: 北浦町大字南高岡から大字小幡までの旧道が町道に降格。
1999年（平成11年）12月16日: 北浦町大字両宿から大字内宿までの旧道が町道に降格。
2003年（平成15年）11月27日: 北浦町大字内宿地内のバイパスが開通。
2007年（平成19年）11月1日: 行方市南地内の現道を2車線化拡幅改良する区域が決定。
2008年（平成20年）3月26日: 行方市小幡のバイパスが開通。
2009年（平成21年）1月13日: 行方市小幡地内の旧道が行方市道へ降格。

路線状況

重複区間: 茨城県道183号山田玉造線（行方市小幡）

地理

通過する自治体: 茨城県 行方市 - 鉾田市

交差する道路

茨城県道50号水戸神栖線（行方市小高、小高交差点）
茨城県道183号山田玉造線（行方市小幡）※重複
国道354号（行方市両宿）
茨城県道・千葉県道2号水戸鉾田佐原線（鉾田市串挽、串挽交差点）

沿線施設

行方市立小高小学校（行方市小高）
行方市立北浦小学校（行方市内宿）
鉾田市立串挽小学校（鉾田市串挽）

脚注

注釈

特になし

出典

茨城県土木部『茨城県道路現況調書 令和2年3月1日現在』

参考文献

特になし

関連項目

茨城県の県道一覧

外部リンク

茨城県土木部
鉾田工事事務所（道路の管理事務所）

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