茨城県道209号立崎羽根野線

茨城県道209号立崎羽根野線

茨城県道209号立崎羽根野線は、茨城県北相馬郡利根町を起点とし、龍ケ崎市を経由して再び利根町に至る一般県道です。この道路は、利根町立崎から羽根野の小貝川に架かる戸田井橋までを東西に結び、利根町市街地をバイパスする役割を担っています。

概要

この県道は、起点と終点がいずれも茨城県道11号取手東線と交差しており、利根市街地を通過する県道11号に対して、より短い距離で利根町を横断できるため、地域住民にとって重要な生活道路となっています。

路線データ

起点: 茨城県北相馬郡利根町立崎（茨城県道11号取手東線交点）
終点: 茨城県北相馬郡利根町羽根野（茨城県道11号取手東線交点）
総延長: 7.860 km
重用延長: 0.043 km
実延長: 7.817 km

この道路は全線が舗装されており、自動車交通不能区間はありません。

歴史

1959年（昭和34年）10月14日に、県道立崎羽根野線として路線認定されました。当初は、北相馬郡利根町大字立崎から同町大字羽根野までが路線区域とされました。

その後、1995年（平成7年）に整理番号が209に変更され、現在に至ります。道路の改良やバイパスの整備も行われ、特に1980年代には、道路改良バイパスの供用開始や旧道の指定解除などが行われました。

年表

1923年（大正12年）4月1日：東文間取手線が路線認定（現在の路線の前身）。
1959年（昭和34年）10月14日：県道立崎羽根野線として路線認定（図面対照番号220）。
1981年（昭和56年）12月28日：押戸 - 竜ケ崎市北方町（北方交差点）間の道路改良バイパス（約0.5km）供用開始。
1984年（昭和59年）1月12日：新利根川に架かる水門橋を架換供用開始。
1988年（昭和63年）6月16日：押戸 - 竜ケ崎市北方町間の旧道（1.782km）が指定解除。
1988年（昭和63年）11月1日：竜ケ崎市北方町（北方交差点 - 北方中央交差点）の新道（0.763km）が開通。
1995年（平成7年）3月30日：整理番号が276から現在の209に変更。
2001年（平成13年）12月27日：龍ケ崎市北方町（主要地方道千葉竜ヶ崎線 - 北方中央交差点）の旧道（約0.7km）が指定解除。

路線状況

全区間が片側1車線（対向2車線）で、制限速度は50km/hに設定されています。交通の流れは比較的スムーズで、地域住民の生活道路として重要な役割を果たしています。

道路施設

水門橋: 新利根川（利根町）
琴平橋: 新利根川・豊田南用水（北相馬郡利根町大字羽根野）

地理

道路沿線には、田園風景が広がり、一部には住宅地も見られます。道路は低地に位置するため、全体的に平坦で、ゆるやかな弓形を描いていますが、見通しは良好です。

通過する自治体

北相馬郡利根町
龍ケ崎市
北相馬郡利根町

交差する道路

茨城県道4号千葉竜ヶ崎線（龍ケ崎市北方町、北方交差点）

沿線

茨城県立竜ヶ崎南高等学校（龍ケ崎市北方町）

参考文献

茨城県土木部『茨城県道路現況調書 令和2年3月1日現在』

関連項目

茨城県の県道一覧

外部リンク

茨城県土木部
竜ケ崎工事事務所（道路の管理事務所）

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