茨城県道213号長高野北条線

茨城県道213号長高野北条線

茨城県道213号長高野北条線は、茨城県つくば市長高野から同市北条に至る、全長約7.9kmの一般県道です。この道路は、つくば市中心部と周辺地域を結ぶ重要な役割を果たしています。

概要

起点: 茨城県つくば市長高野（茨城県道53号つくば千代田線交点）
終点: 茨城県つくば市北条（国道125号交点）
総延長: 7.929 km
重用延長: 1.968 km
実延長: 5.961 km

この路線は、つくば市内の主要な地域を結び、住民の日常生活や経済活動を支えています。起点では県道53号と接続し、終点では国道125号と接続しています。

歴史

この路線の歴史は、1920年に路線認定された吉沼北条線にまで遡ります。その後、1959年に県道長高野筑波線として路線認定され、現在の茨城県道213号長高野北条線となりました。以下に主な歴史をまとめます。

1920年（大正12年）4月1日: 吉沼北条線が路線認定される。（現在の路線の前身）
1959年（昭和34年）10月14日: 県道長高野筑波線として路線認定。筑波郡大穂町大字長高野を起点とし、筑波郡筑波町を終点とする区間が決定される。
1971年（昭和46年）9月30日: 国道125号旧道の移管に伴い、終点側の延長が短縮され、終点が変更。
1975年（昭和50年）9月1日: 研究学園都市建設に伴い、新道（学園東大通り区間）が供用開始。
1982年（昭和57年）1月25日: 桜川に架かる泉山橋が架け替えられ供用開始。
1994年（平成6年）7月7日: 狭隘な現道のバイパスが開通。
1995年（平成7年）3月30日: 路線名と整理番号が、長高野筑波線（整理番号285）から現在の長高野北条線（整理番号213）に変更。

路線状況

重複区間: 国道408号（つくば市大穂 - つくば市山木間）
道路施設: 泉山橋（桜川、つくば市泉 - 山木）

この路線は、一部区間で国道408号と重複しており、交通量が多い箇所もあります。また、泉山橋は、この路線における重要な構造物の一つです。

地理

通過する自治体: つくば市

この路線は、つくば市内のみを通過しており、つくば市の地域交通を支える重要な役割を担っています。

交差する道路

国道408号（重複区間）
国道125号

これらの道路との接続により、広範囲な地域へのアクセスが可能になっています。

沿線

沿線には、以下の主要な施設があります。

高エネルギー加速器研究機構（つくば市大曽根）
つくば市立大穂中学校（つくば市篠崎）
つくば市立前野小学校（つくば市前野）

これらの施設は、地域住民にとって重要な拠点となっており、道路の利用頻度も高いです。

まとめ

茨城県道213号長高野北条線は、つくば市の地域交通を支える重要な道路であり、歴史的な変遷を経て、現在の形になっています。沿線には、公共施設や研究機関があり、地域住民の生活に欠かせない道路となっています。

参考資料

茨城県土木部『茨城県道路現況調書 令和2年3月1日現在』

関連項目

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