茨城県道215号伏木坂東線

茨城県道215号伏木坂東線は、茨城県の猿島郡境町から坂東市に至る、全長7.57kmの一般県道です。この道路は、国道354号の南側にほぼ並行して走り、両市町を結ぶ重要な役割を担っています。

路線の概要

この県道は、境町伏木を起点とし、坂東市岩井を終点としています。起点では国道354号と交差し、「伏木南」交差点が目印です。終点も同様に国道354号との交差点となっています。

総延長は7.570kmで、重用区間や未供用区間はなく、全線が供用されています。また、自動車の通行が不能な区間もありません。

歴史

この路線の歴史は、1935年（昭和10年）に伏木岩井線として路線認定されたことに遡ります。その後、1959年（昭和34年）に県道伏木岩井線として正式に認定されました。当時の道路区域は、境町大字伏木の主要地方道古河岩井線（現在の国道354号）分岐から、岩井町大字岩井の主要地方道古河岩井線交点までと定められました。

1969年（昭和44年）には、岩井町大字岩井の狭隘路（最小幅員4.0m、延長125m）が改良され、供用開始されました。1995年（平成7年）には、整理番号が302から215に変更され、現在に至ります。

2006年（平成18年）には、岩井市が坂東市に合併されたことを受け、路線名称が県道伏木坂東線に改称されました。

年表

1935年（昭和10年）11月29日：伏木岩井線が路線認定。
1959年（昭和34年）10月14日：県道伏木岩井線として路線認定（図面対象番号246）。道路区域は、猿島郡境町大字伏木から猿島郡岩井町大字岩井まで。
1969年（昭和44年）4月21日：猿島郡岩井町大字岩井の狭隘路（最小幅員4.0m、延長125m）を道路改良供用開始。
1995年（平成7年）3月30日：整理番号が302から215に変更。
2002年（平成14年）4月1日：岩井市大字長須 - 同市大字岩井の区間が、最大重量限度25トンの道路に指定。
2006年（平成18年）4月1日：路線名称を伏木坂東線へ改称。

道路施設

沿線には、内沼低区排水路を跨ぐ「鵠戸橋（くぐいどはし）」があります。この橋は、坂東市鵠戸に位置しています。

地理

この県道は、以下の自治体を通過します。

境町
坂東市

交差する道路

茨城県道162号岩井関宿野田線（坂東市長須）
茨城県道142号岩井野田線（坂東市岩井）

沿線施設

八坂公園（坂東市岩井）

参考文献

茨城県土木部『茨城県道路現況調書 令和2年3月1日現在』

この県道は、地域住民の生活を支える重要な道路として、日々利用されています。

関連項目

* 茨城県の県道一覧

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