茨城県道218号大塚真壁線

茨城県道218号大塚真壁線について

茨城県道218号大塚真壁線は、茨城県石岡市大塚を起点とし、桜川市真壁町白井を終点とする、全長9.271kmの一般県道です。この路線は、筑波山地の一本杉峠を越えて東西に横断する形で、石岡市と桜川市を結んでいます。

路線の特徴

この県道の特徴は、その路線の多くが未舗装である点です。特に、一本杉峠を境にした西側区間は、ほぼ廃道と化しており、車両での通行は非常に困難です。起点側の石岡市大塚から峠までの区間と、終点側の桜川市真壁町白井の山麓部分は、車両での通行が可能ですが、峠を越える区間は「この先車両通行不能」の標識が設置されています。そのため、実質的には歩行者以外の通行は推奨されていません。

未舗装区間の路面状況は非常に悪く、一部では酷道マニアの間で話題になるほど荒れています。この状態から、県内でも有数の「険道」として知られています。このような状況のため、南側を走る茨城県道7号が迂回路として利用されています。

路線データ詳細

• - 起点: 茨城県石岡市大塚字池袋2135番4地先（茨城県道64号土浦笠間線交点）
• - 終点: 茨城県桜川市真壁町白井543番地先（茨城県道41号つくば益子線交点）
• - 総延長: 9.271 km
• - 重用延長: なし
• - 未供用延長: なし
• - 実延長: 9.271 km
• - 自動車交通不能区間延長: 5.717 km

歴史

この路線の前身は、1944年（昭和19年）に路線認定された（旧）県道大塚真壁線に遡ります。

1959年（昭和34年）10月14日には、現在の路線が県道大塚真壁線として認定されました。この時、道路の区域は、新治郡八郷町大字大塚の県道八郷稲田線分岐から真壁郡真壁町大字白井の県道岩瀬真壁線交点までと決定しました。

1983年（昭和58年）には、新治郡八郷町大字大塚地内の県道八郷稲田線の旧道区間（928m）が編入されました。

1995年（平成7年）3月30日に、整理番号が307から現在の218に変更され、現在に至ります。

路線状況

• - 未舗装区間: 山麓部を除くほとんどの区間
• - 通行不能区間: 一本杉峠から桜川市白井の山麓部まで（四輪車通行不可）

道路施設

• - 坂口橋: 二神川（桜川市真壁町白井）

通過する自治体

• - 茨城県

- 石岡市
- 桜川市

交差する道路

• - 茨城県道64号土浦笠間線（起点・石岡市大塚）
• - 北筑波稜線林道（一本杉峠）
• - 茨城県道41号つくば益子線（終点・桜川市真壁町白井）

管理事務所

• - 石岡市区間：土浦土木事務所
• - 桜川市区間：筑西土木事務所

参考文献

• - 茨城県土木部『茨城県道路現況調書 令和2年3月1日現在』

関連情報

• - 茨城県の県道一覧
• - 茨城県土木部
• - 土浦土木事務所
• - 筑西土木事務所

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