茨城県道227号上君田大能線

茨城県道227号上君田大能線

茨城県道227号上君田大能線は、茨城県高萩市上君田から同市大能に至る、全長約7.2kmの一般県道です。高萩市の山間部を東西に結び、地域住民の生活道路として利用されています。

概要

この県道は、高萩市大字上君田を起点とし、同市大字大能に至る山間部を通過します。道路の大部分は整備された2車線路ですが、終点付近の約1kmは道幅が狭く、自動車のすれ違いが困難な区間が残っています。通行の際には注意が必要です。

路線データ

起点：茨城県高萩市大字上君田699番の1（茨城県道22号北茨城大子線交点）
終点：茨城県高萩市大字大能字橋向557番1地先（国道461号交点）
総延長：7.174 km
重用延長：なし
未供用延長：なし
実延長：7.174 km
自動車交通不能区間延長：なし

歴史

この県道の歴史は、1963年に路線認定された県道徳田高萩線に遡ります。その後、1972年に主要地方道北茨城大子線の路線認定に伴い、県道徳田高萩線は廃止され、残存区間の一部を高萩市上君田を起点、高萩市大能町を終点とする県道上君田大能線として新たに路線認定されました。1995年には、整理番号が373から現在の227に変更されています。また、2010年には国道461号バイパスの開通に伴い、旧道の一部が県道に編入され、終点側が延伸されています。

年表

1963年（昭和38年）4月5日：県道徳田高萩線（整理番号321）が路線認定。
1972年（昭和47年）3月1日：県道上君田大能線（整理番号373）として路線認定。高萩市大字上君田699番の1 - 同市大能町466番の区間を道路区域に決定、供用開始。
1987年（昭和62年）3月12日：高萩市大字上君田字田中 - 同市大字上君田字山口の隘路を拡幅2車線化改良し供用開始。
1988年（昭和63年）6月9日：高萩市大字上君田字君田 - 同市大字上君田字山口の狭隘な旧道（2.012 km）が指定解除され高萩市道へ降格。
1989年（平成元年）9月4日：高萩市大字上君田字山口 - 大字上君田字文添の現道の一部区間（2.2 km）を拡幅2車線化する区域決定。
1995年（平成7年）3月30日：整理番号が373から現在の227に変更。
2010年（平成23年）9月1日：国道461号旧道の一部（高萩市大字大能字西ノ内から同市大字大能字橋向まで、延長160 m）が本県道に編入。

地理

通過する自治体

高萩市

交差する道路

茨城県道245号上君田小妻線（高萩市上君田）

脚注

注釈

出典

参考文献

茨城県土木部『茨城県道路現況調書 令和2年3月1日現在』茨城県。
https://www.pref.ibaraki.jp/doboku/doiji/kanri/08date/documents/genkyou_20200331.pdf

関連項目

茨城県の県道一覧

もう一度検索