茨城県道233号山王下妻線

茨城県道233号山王下妻線は、結城市大字山王から下妻市に至る、全長約11.3kmの主要な一般県道です。この路線は、地域の交通を支える重要な役割を担っています。

概要

この県道は、結城市山王の茨城県道23号筑西三和線との交差点（山王交差点）を起点とし、南下して鬼怒川に架かる駒城橋を渡り、下妻市若柳の茨城県道357号谷和原筑西線に接続します。また、下妻市内では現道に並行してバイパス道路の整備が進められています。

路線データ

起点: 茨城県結城市大字山王字芋保337番（茨城県道23号筑西三和線交点、山王交差点）
終点:
現道: 茨城県下妻市大字若柳字収本乙133番（茨城県道357号谷和原筑西線交点）
新道: 茨城県下妻市大字平川戸字五反田638番1地先（国道294号常総バイパス交点）
総延長: 11.303 km
重用延長: 0.866 km
未供用延長: なし
実延長: 10.437 km
自動車交通不能区間延長: なし

歴史

この道路は、1971年（昭和46年）11月29日に、一般県道として路線認定されました。当初の整理番号は388でしたが、1995年（平成7年）に現在の233に変更されました。

年表

1971年（昭和46年）11月29日：市道、町道が昇格し、県道山王下妻線（整理番号388）として路線認定。道路区域は結城市大字山王から下妻市大字若柳まで指定され、駒城橋を除く区間が供用開始。同時に、起点側の前身路線である県道内野山貝谷結城線が廃止。
1982年（昭和57年）1月12日：結城郡八千代町大字高崎から下妻市大字黒駒の狭隘だった現道（1.225 km）を拡幅改良し供用開始。
1983年（昭和58年）12月19日：八千代町大字高崎から下妻市大字黒駒の旧道、鬼怒川渡河区間（357 m）が指定解除され、八千代町道へ降格。
1986年（昭和61年）2月20日：下妻市大字黒駒地内の旧道（716 m）が指定解除され、下妻市道へ降格。
1987年（昭和62年）3月30日：下妻市大字黒駒地内のバイパス（通称グリーンライン、1.29 km）が開通。
1987年（昭和62年）8月20日：下妻市大字黒駒地内の旧道（918 m）が指定解除され、下妻市道へ降格。
1995年（平成7年）3月30日：整理番号が388から現在の233に変更。
2000年（平成12年）4月1日：八千代町高崎から下妻市黒駒、下妻市大字半谷から下妻市大字大木の各区間が、通行する車両の最大重量限度25トンの道路に指定。
2003年（平成15年）10月16日：下妻市大字半谷から同市大字平川戸まで、主要地方道結城下妻線との重用及びバイパス新設の道路区域（5.01 km）が決定。
2014年（平成26年）11月25日：下妻市大宝（県道谷和原筑西線交点）から下妻市平川戸（国道294号交点）にバイパス道路の一部（約0.7 km）が供用開始。
2020年（令和2年）4月1日：結城郡八千代町高崎（県道136号交点）から下妻市黒駒（県道15号交点）を、通行する車両の高さの最高限度が4.1メートルの道路に指定。
2023年（令和5年）4月1日：結城郡八千代町大字大里から結城郡八千代町高崎（県道136号交点）を、通行する車両の総重量の最高限度25トンの道路に指定。

路線状況

下妻市半谷から同市南原を経て、下妻市平川戸で国道294号常総バイパスに接続するバイパス道路が整備中です。このバイパスの完成により、交通の円滑化が期待されています。

バイパス

都市計画道路南原平川戸線

下妻市南原（主要地方道結城下妻線）から平川戸（国道294号）を結ぶ、計画延長3.9km、幅員16mの幹線道路です。このうち、下妻市大宝から国道294号間の一部区間（延長700m）が県道山王下妻線バイパスとして整備され、2014年 11月25日に開通しました。

重複区間

茨城県道15号結城下妻線（下妻市黒駒 - 同市南原：約2.1km）

道路施設

駒城橋（鬼怒川、八千代町 - 下妻市境）
北台橋（北台川、下妻市黒駒）
大神橋（糸繰川、下妻市大宝）

地理

通過する自治体

結城市
結城郡八千代町
下妻市

交差する道路

茨城県道136号高崎坂東線（結城郡八千代町高崎）
茨城県道15号結城下妻線（結城市山王、山王交差点）

沿線

大渡戸ふるさとコミュニティセンター（八千代町高崎）

脚注

注釈

（この部分は特に注釈がないため省略）

出典

（出典元は参考文献に記載）

参考文献

茨城県土木部『茨城県道路現況調書令和2年3月1日現在』
https://www.pref.ibaraki.jp/doboku/doiji/kanri/08date/documents/genkyou_20200331.pdf

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