茨城県道241号須田奥野谷線

茨城県道241号須田奥野谷線

茨城県道241号須田奥野谷線は、茨城県神栖市内を通る全長約7.2kmの主要地方道です。この道路は、鹿島臨海工業地帯の波崎工業団地から鹿島港方面へと至る産業[[道路]]としての役割を担っています。

路線概要

この県道は、神栖市須田の茨城県道117号深芝浜波崎線との交差点を起点とし、神栖市奥野谷の茨城県道240号奥野谷知手線との交差点（南共発西交差点）を終点としています。総延長は7.156kmで、重用区間や未供用区間はありません。

歴史

1974年（昭和49年）に、鹿島臨海工業地帯の整備に伴い、産業[[道路]]として県道に認定されました。当初は整理番号398でしたが、1995年（平成7年）の路線再編で現在の241号に変更されました。

年表

1974年10月4日：県道須田奥野谷線（整理番号398）として路線認定。
1981年12月21日：道路区域が決定し、供用開始（鹿島郡波崎町大字砂山 - 同郡神栖町大字奥野谷、延長7.1629km）。
1995年3月30日：整理番号が398から241に変更。
1998年11月30日：一部区間（神栖市砂山 - 同市奥野谷）が最大重量制限25トンの道路に指定。
2019年7月31日：全線が高さ制限4.1mの道路、および国際コンテナ車の重量・長さ上限引き上げ道路に指定。

路線状況

この道路は、鹿島臨海工業地帯における物流の大動脈であり、通勤車両や中・大型の物流車両が頻繁に通行します。全線が4車線で整備され、最高速度は60km/hに制限されています。また、神栖市砂山から終点までの区間は、車両の総重量が25トンまでの制限があります。

さらに、神栖市知手中央（南共発西交差点）から神栖済生会病院までの区間は、緊急輸送道路として、災害時の電柱による被害拡大を防ぐため、道路用地内への電柱設置が制限されています。

地理

道路は、波崎工業団地の南西外周に沿ってL字型に伸びており、沿線には工場や住宅地が広がっています。

通過する自治体

神栖市

交差する道路

特になし

周辺施設

鹿島港（神栖市奥野谷）
鹿島臨海鉄道鹿島臨港線（神栖市東和田）
知手駅（旅客扱いはなし）
波崎工業団地（神栖市砂山）

関連情報

茨城県の県道一覧

外部リンク

茨城県土木部
潮来土木事務所（道路の管理事務所）

出典

* 茨城県土木部『茨城県道路現況調書 令和2年3月1日現在』
(https://www.pref.ibaraki.jp/doboku/doiji/kanri/08date/documents/genkyou_20200331.pdf)

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