茨城県道252号坂東菅生線

茨城県道252号坂東菅生線

茨城県道252号坂東菅生線は、茨城県坂東市から常総市菅生町に至る、全長約5.5kmの主要な一般県道です。この道路は、菅生沼の東側に位置し、地域住民の生活を支える重要な役割を担っています。また、災害時には緊急輸送道路としての機能も有しており、地域社会の安全確保にも貢献しています。

概要

この県道は、坂東市神田山の国道354号との交差点（神田山交差点）を起点とし、常総市菅生町の茨城県道3号つくば野田線との交差点（原入口交差点）を終点としています。道路沿線には一言主神社があり、地域住民にとって身近な存在となっています。

路線データ

起点：茨城県坂東市辺田字六天349番12地先（茨城県道20号結城坂東線交点、辺田南交差点）
終点：茨城県常総市菅生町字大波1347番6（茨城県道3号つくば野田線交点、原入口交差点）
総延長：6.763 km
重用延長：1.181 km
未供用延長：なし
実延長：5.582 km
自動車交通不能区間延長：なし

歴史

この道路の前身は、1994年（平成6年）4月1日に廃止された一般県道藤代板戸井岩井線の一部区間です。同路線の廃止後、その西側の残存区間が、新たな県道岩井菅生線として認定されました。当初の整理番号は425でしたが、1995年（平成7年）に現在の252に変更されました。2005年（平成17年）には、起点の岩井市が坂東市となったことに伴い、路線名が坂東菅生線と改称され、現在に至ります。

年表

1994年（平成6年）4月1日：岩井菅生線（整理番号425）として県道路線認定。道路の区域は、岩井市大字辺田の県道結城岩井線分岐（辺田南交差点）から水海道市菅生町の県道つくば野田線交点までに決定。
1995年（平成7年）3月30日：整理番号が425から現在の252に変更。
1995年（平成7年）6月12日：水海道市菅生町のルート変更が行われ、終点が現在位置に変更。
2000年（平成12年）4月1日：水海道市大字菅生の区間が、車両の最大重量限度25トンの道路に指定。
2001年（平成13年）3月1日：岩井市大字辺田の区間が、車両の最大重量限度25トンの道路に指定。
2002年（平成14年）4月1日：岩井市大字神田山から水海道市菅生町の区間が、車両の最大重量限度25トンの道路に指定。
2004年（平成16年）3月22日：水海道市菅生町と岩井市大字辺田の各区間が、車両の高さの最高限度4.1mの道路に指定。
2005年（平成17年）4月1日：路線名称が現在の坂東菅生線に変更。
2008年（平成20年）4月1日：常総市大塚戸町 - 同市菅生町の区間が、車両の最大重量限度25トンの道路に指定。
2010年（平成22年）4月1日：常総市大塚戸町 - 同市菅生町の区間が、車両の最大重量限度25トンの道路に再指定。

路線状況

道路法に基づき、坂東市神田山から常総市菅生町の間は、緊急輸送道路として、災害時の被害拡大を防ぐために道路用地内への電柱設置が制限されています。

地理

通過する自治体

茨城県
坂東市
常総市

交差する道路

国道354号（坂東市辺田、辺田東交差点～坂東市神田山、神田山交差点 ※重複）
茨城県道136号高崎坂東線（坂東市神田山、神田山交差点）
茨城県道58号取手豊岡線（常総市菅生町、菅生交差点）

沿線

一言主神社（常総市大塚戸町）

脚注

注釈

出典

参考文献

茨城県土木部『茨城県道路現況調書 令和2年3月1日現在』

関連項目

茨城県の県道一覧

外部リンク

茨城県土木部
境工事事務所（坂東市区間の道路管理事務所）
常総工事事務所（常総市区間の道路管理事務所）

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