茨城県道307号岩瀬停車場線

茨城県道307号岩瀬停車場線

茨城県道307号岩瀬停車場線は、茨城県桜川市内に位置する、JR岩瀬駅と国道50号を結ぶ全長約524mの県道です。この道路は、駅と主要幹線道路をつなぐ重要な役割を担っており、地域住民の生活に密接に関わっています。

概要

この県道は、JR岩瀬駅前ロータリーを起点とし、そこから北上して国道50号岩瀬バイパスに接続します。駅前から終点まで、整備された直線状の街路となっており、非常に見通しが良いのが特徴です。県道指定区間は、都市計画道路岩瀬駅前富谷線の国道50号以南の区間に該当します。

特筆すべき点として、県道でありながら、電線共同溝により電線が地中化された岩瀬駅前の一部区間は、桜川市によって管理されています。これは、景観の向上と安全性の確保を目的としたものです。

路線データ

起点: 桜川市岩瀬（岩瀬駅）
終点: 桜川市西桜川1丁目（国道50号交点）
総延長: 524m
重用延長: なし
未供用延長: なし
実延長: 524m
自動車交通不能区間延長: なし
都市計画道路名: 下館・結城都市計画道路 3・4・32号 岩瀬駅前富谷線

歴史

この道路の歴史は、1889年（明治22年）の岩瀬駅開業にまで遡ります。その後、1920年（大正9年）に現在の路線の前身となる岩瀬停車場線が路線認定されました。以下に、この道路の主な歴史をまとめます。

1889年（明治22年）1月16日: 岩瀬駅が開業。
1920年（大正9年）4月1日: 岩瀬停車場線が路線認定。
道路区域は、西茨城郡岩瀬町大字岩瀬の岩瀬停車場から、同町大字岩瀬の二級国道前橋水戸線（旧国道50号）交点までと決定。
1959年（昭和34年）10月14日: 現在の路線が県道岩瀬停車場線として路線認定（図面対象番号271）。
1964年（昭和39年）7月3日: 車両制限令第5条1項に基づく指定を受ける。
1980年（昭和55年）2月22日: 都市計画道路 岩瀬駅前富谷線の都市計画決定について建設大臣認可。
1984年（昭和59年）3月15日: 旧国道50号から国道50号岩瀬バイパスまでの新設区間（286m）を編入。
1984年（昭和59年）8月13日: 新設区間（286m）を供用開始。
1995年（平成7年）3月30日: 整理番号が327から307に変更され、現在に至る。
2006年（平成18年）12月1日: 駅前通りの一部区間（約0.2km）が桜川市の管理下となる。
2007年（平成19年）3月5日: 駅前通りの一部区間が電線共同溝を整備すべき道路に指定。
2008年（平成20年）: 駅前通り拡幅、駅前ロータリー工事開始。
2009年（平成21年）7月25日: 拡幅、ロータリー工事完成。
2019年（令和元年）9月24日: 旧国道50号から国道50号交点までの区間が電線共同溝を整備すべき道路に指定。

道路施設

桜川大橋（桜川、桜川市岩瀬 - 西桜川1丁目・東桜川1丁目）

地理

この県道は、以下の自治体を通過します。

茨城県
桜川市

交差する道路

国道50号（桜川市西桜川1丁目 / 東桜川1丁目）

沿線

JR 岩瀬駅

脚注

注釈

特になし

出典

特になし

参考文献

茨城県土木部『茨城県道路現況調書 令和2年3月1日現在』

関連項目

茨城県の県道一覧

外部リンク

茨城県土木部
* 筑西土木事務所（道路の管理事務所）

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