茨城県道317号瓜連停車場線

概要

茨城県道317号瓜連停車場線は、JR水郡線瓜連駅と国道118号を結ぶ、全長383メートルの県道です。この道路は、瓜連駅の東口と国道118号を接続する目的で整備されました。当初、国道118号は瓜連駅の東側に位置していましたが、後にバイパスが建設され、国道が西側に移動しました。このため、県道317号は路線を延長し、コの字型の形状になりました。

その後、駅の西側に駅前広場が新設され、そこへ短絡する市道が開通したため、国道118号と瓜連駅を結ぶ主要な道路としての役割は低下しています。

路線データ

起点：那珂市瓜連（瓜連駅）
終点：那珂市瓜連大字瓜連字遠野764番3地先（国道118号交点、平野台団地入口交差点）
総延長：383 m
重用延長：なし
未供用延長：なし
実延長：383 m
自動車交通不能区間延長：なし

歴史

1959年（昭和34年）10月14日、茨城県は、瓜連停車場を起点とし、二級国道水戸郡山線（現在の国道118号旧道の一部）との交点を終点とする区間を、県道瓜連停車場線として認定しました。当初の路線は、瓜連駅前の91メートルの短い通りでした。1969年（昭和44年）3月には、国道118号のバイパス開通に伴い、終点が中里の国道118号分岐点に変更され、路線が延長されました。1995年（平成7年）に茨城県道の路線番号が再編され、整理番号が317となりました。1997年（平成9年）9月には、終点が平野台団地入口交差点に変更され、現在の形に至っています。

年表

1918年（大正7年）6月12日：瓜連駅が開業。
1923年（大正12年）4月1日：現在の路線の前身である瓜連停車場線が路線認定。
1959年（昭和34年）10月14日：現在の路線が路線認定（図面対象番号278）。道路区域は、那珂郡瓜連町大字瓜連の瓜連停車場から二級国道水戸郡山線交点（当時）までと決定。
1969年（昭和44年）3月20日：路線を延長。終点が瓜連町大字瓜連577地先（路線延長91m）から、同町大字中里字反町870番地先（路線延長981m）に変更。
1992年（平成4年）7月6日：那珂郡瓜連町大字瓜連（現道分岐 - 国道118号・平野台団地入口交差点）のバイパス道路が開通。
1995年（平成7年）3月30日：整理番号が334から現在の317に変更。
1997年（平成9年）9月18日：バイパス開通に伴い、瓜連町大字瓜連 - 大字中里の旧道（536m）が町道に降格。終点が平野台入口交差点に移る。

地理

通過する自治体：茨城県那珂市
交差する道路：国道118号（終点）
沿線施設：JR水郡線 瓜連駅、カスミ瓜連店、ウエルシア那珂瓜連店

脚注

注釈：特になし
出典：茨城県土木部『茨城県道路現況調書 令和2年3月1日現在』
参考文献：上記出典に同じ

関連項目

* 茨城県の県道一覧

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