茶臼山高原道路

茶臼山高原道路

茶臼山高原道路は、かつて愛知県道路公社が管理していた一般有料道路で、現在は愛知県道507号茶臼山高原設楽線の一部として無料開放されています。愛知県北設楽郡豊根村（茶臼山IC）から設楽町（西納庫IC）を結ぶ、全長14.2kmの道路です。

特徴

ロケーション: 愛知県の最高峰、茶臼山（標高1416m）の南側山腹に位置し、天竜奥三河国定公園内の美しい高原地帯を通り抜けます。
無料開放: 2008年4月13日に無料開放され、より多くの人が気軽に利用できるようになりました。現在も「茶臼山高原道路」の名称は愛称として親しまれています。
景観: 周囲は豊かな自然に囲まれ、特に終盤の3km区間では津具高原牧場が広がり、奥三河の高原地帯の山並みと日本の原風景を望めます。春から秋にかけては沿道に様々な花が咲き、秋には美しい紅葉が楽しめます。

インターチェンジ

茶臼山IC
折元IC
面ノ木IC
西納庫IC

沿革

1973年6月25日：県道認定
1978年4月：一部開通
1981年4月：全線開通
2008年4月13日：無料開放・移管

通行料金（無料開放前）

無料開放直前の通行料金は以下の通りでした。

全線
普通車：1,460円
大型車（I）：2,200円
大型車（II）：5,130円
軽自動車・二輪車：990円
軽車両等：150円
茶臼山IC - 折元IC
普通車：900円
大型車（I）：1,310円
大型車（II）：3,100円
軽自動車・二輪車：630円
軽車両等：100円
折元IC - 面ノ木IC
普通車：310円
大型車（I）：520円
大型車（II）：1,100円
軽自動車・二輪車：210円
軽車両等：30円
面ノ木IC - 西納庫IC
普通車：250円
大型車（I）：370円
大型車（II）：930円
軽自動車・二輪車：150円
軽車両等：20円

無料開放前は愛知県内の有料道路の中で最も通行料金が高額でした。

周辺情報

茶臼山高原道路周辺には、以下の観光スポットがあります。

茶臼山高原（茶臼山高原スキー場、茶臼山牧場、休暇村茶臼山高原キャンプ場）
面ノ木園地（面ノ木ビジターセンター）
道の駅アグリステーションなぐら

アクセス

高速道路からは、新東名高速道路の浜松いなさJCTを経由し、三遠南信自動車道、国道151号を利用してアクセスできます。茶臼山の南側や西側（国道257号に接続）からは、木々に囲まれた開放的な景色が楽しめます。

まとめ

茶臼山高原道路は、奥三河の豊かな自然を満喫できるドライブコースです。無料開放されたことで、より気軽に訪れることができるようになりました。周辺の観光スポットと合わせて、ぜひ一度訪れてみてください。

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