荘銀カード

荘銀カード株式会社の概要

荘銀カード株式会社（しょうぎんカード、THE SHOGIN CARD, Ltd.）は、荘内銀行の系列会社として、信保証業務およびクレジットカードの発行業務を担当していた企業です。元々、UCカードのブラザーズカンパニーであり、同時にジェーシービー（JCB）のフランチャイジーとしても機能していました。特に、荘内銀行のローンの一部に関わる信用保証業務を行い、地域に根ざした金融サービスを提供していました。

事業の変遷

荘銀カードは、2012年4月に北都カードサービスを吸収合併し、その結果企業名をフィデアカード株式会社に改称しました。この合併に伴い、本社も北都カードサービスの所在地である秋田市の北都銀行分館へ移転し、旧本社はフィデアカード山形営業部として再編成されました。

主要事業所

荘銀カード株式会社は、複数の拠点を持っており、以下のように配置されています：

• - 本社: 山形県鶴岡市本町1丁目9-18
• - 山形営業所: 山形県山形市本町1丁目5-8
• - 保証審査部: 山形県鶴岡市本町1丁目3-43

沿革

荘銀カードの名の由来となる荘銀ユーシーカード株式会社は1991年2月に設立され、1998年には荘内保証サービス株式会社を吸収合併しました。そして2001年には、荘銀ジェーシービーカード株式会社も合併し、荘銀カード株式会社として新たに生まれ変わりました。その後、2007年に庄内信販株式会社を合併し、さらに2012年には北都カードサービス株式会社を吸収することで、フィデアカードに改称。ただし、これまでのクレジットカードの種類やサービスも引き継がれ、その後も多様な金融商品を提供し続けています。

クレジットカードサービス

荘銀カードは、以下のようなクレジットカードを提供していました：

• - 荘銀JCBカード: 荘内銀行のキャッシュカードと一体となったクレジットカード。2010年10月1日より新規受け付けを終了。
• - 荘銀UCカードおよび荘銀UCゴールドカード: こちらも荘内銀行のキャッシュカード一体型で、2008年4月1日以降は生体認証を含むICキャッシュカードに対応した製品です。このカードも2010年10月1日をもって新規受け付けを終了しました。
• - その他にUCカードブランドのクレジットカードも発行しており、クレディセゾンとの提携による特定のカードも存在しました。

参考文献と外部リンク

この情報は、「帝国データバンク会社年鑑 2008年版」に基づいています。更に詳細な情報が必要な方は、フィデアカード株式会社の公式サイトをご覧ください。

結論

荘銀カード株式会社は、地域の金融ニーズに応え続けるため、様々な信保証商品やクレジットカードサービスを提供しており、その歴史を通して地域社会との関係を強化してきました。企業の変遷と合併はいずれも、より強固な金融基盤を構築するための重要なステップといえるでしょう。

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