菊地実結

菊地実結（きくち みゆ、1999年10月6日 - ）は、日本の女子バレーボール選手です。

来歴

千葉県鎌ケ谷市出身。

中学時代はセッターとして活躍し、全日本中学校選手権に出場。全国都道府県対抗中学大会（JOCカップ）では千葉県選抜に選出されるなど、早くからその才能を発揮していました。

共栄学園高等学校時代には、インドアバレーボールに加えてビーチバレーボールにも取り組みました。2017年には、八王子実践高等学校の東谷玲衣奈とのペアでアジアU-21ビーチバレーボール選手権に出場し、19チーム中11位という結果を残しました。

日本体育大学に進学後、2年生の時にミドルブロッカーに転向。新たなポジションで才能を開花させました。

2021年12月には、V.LEAGUE DIVISION2（現Vリーグ2部）に所属する群馬銀行グリーンウイングス（現・群馬グリーンウイングス）の内定選手となり、プロとしてのキャリアをスタートさせました。

2024年10月14日、2024-25シーズン開幕戦のAstemoリヴァーレ茨城戦に出場し、SVリーグに初出場を果たしました。

選手としての特徴

ミドルブロッカーとして登録されていますが、高校時代までセッターとしての経験があるため、群馬グリーンウイングスではアウトサイドヒッターやオポジットとしても出場しています。試合途中にはツーセッターとしての役割を担うなど、その高い技術と適応力でチームに貢献するオールラウンドプレーヤーです。2025年2月1日のアランマーレ山形戦では、初めてリベロとして出場し、Vリーグで全ポジションを経験するという珍しい記録を打ち立てました。

人物

妹はビーチバレーボール選手の菊地真結です。

所属チーム

松戸市立第四中学校
共栄学園高等学校（2015-2018年）
日本体育大学（2018-2022年）
群馬グリーンウイングス（2022年-）

菊地実結選手は、セッター、ミドルブロッカー、アウトサイドヒッター、オポジット、そしてリベロと、様々なポジションをこなせるユーティリティプレーヤーであり、今後の活躍が期待される選手です。

もう一度検索