蓮池町通停留場

蓮池町通停留場について

蓮池町通停留場（はすいけまちどおりていりゅうじょう）は、高知県高知市はりまや町にあるとさでん交通の駅前線に属する路面電車の停留場です。本停留場は通りの名前の由来である「蓮池」に位置し、長い歴史を有しています。

歴史

蓮池町通停留場は、1928年2月16日に開業しました。当初は「蓮池町停留場」という名称でしたが、1938年に現在の「蓮池町通停留場」に改称されました。歴史の中で、1942年には一時的に運行が休止されましたが、1960年に再開し、以来地域の重要な交通拠点としての役割を担ってきました。

2014年10月1日には、土佐電気鉄道が高知県交通と統合し、とさでん交通が設立され、現在は同社の停留場として利用されています。

年表

• - 1928年（昭和3年）2月16日: 蓮池町停留場として開業。
• - 1938年（昭和13年）2月1日: 蓮池町通停留場に改称。
• - 1941年（昭和16年）7月12日: 土佐交通の停留場となる。
• - 1942年（昭和17年）7月29日: 一時休止。
• - 1960年（昭和35年）4月18日: 再開。
• - 2014年（平成26年）10月1日: とさでん交通として運行開始。

停留場の構造

蓮池町通停留場は、道路の上に架設された併用軌道方式で、ホームは2面存在します。ホームは南北に伸びる2本の線路を囲む形で配置されており、互いのホームは交差点を挟んで位置しています。北側のホームは高知駅方面へ向かい、南側のホームは桟橋方面へ向かっています。

周辺の環境

「蓮池町通」は停留場がある交差点の東側へと延びています。この名前は、高知城の城下町を形成する際に、土佐市の蓮池から住民がこちらに移住してきた歴史に由来しています。周囲には高知大丸や高知市立はりまや橋小学校、高知はりまや町郵便局などがあり、地域の生活と観光に密接に結びついています。

周辺施設

• - 日曜市: 地元の特産物が集まる賑やかな市場です。
• - 高知大丸: 地元の百貨店で、多くの人々が訪れます。
• - 高知市立はりまや橋小学校: 地元の小学校で、多くの児童が通っています。
• - ファンキータイム追手筋店: スポーツ関連の店舗、地域の住民や観光客に人気です。

交通アクセス

この停留場の近くには「蓮池町通」バス停留所や国道32号もあり、交通の便が非常に良いです。さらに、隣接するはりまや橋停留場と高知橋停留場との接続も利便性を高めています。1960年までは、隣接するはりまや橋停留場の間に「紺屋町通停留場」が存在していましたが、現在は撤去されています。

蓮池町通停留場は、歴史と文化が交差する大切な停留所として、訪れる人々に多くの思い出を提供しています。

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