薬園台駅

薬園台駅について

薬園台駅（やくえんだいえき）は、千葉県船橋市薬円台に位置する新京成電鉄新京成線の駅です。駅番号はSL21です。

駅前広場は、その優れたデザインが評価され、第10回緑のデザイン賞緑化大賞を受賞しています。

歴史

薬園台駅は、1947年（昭和22年）12月27日に新京成電鉄の終着駅として開業しました。当初の駅は地上駅でしたが、2000年（平成12年）7月29日に松戸寄りに100メートル移転し、現在の橋上駅となりました。新駅舎は3階建てで、銀行、コンビニエンスストア、診療所、美容室などが入居しています。

また、旧駅跡地（新京成バス営業所跡地を含む）は、関連会社が駐車場として利用していましたが、後に老人ホームが建設されました。

2025年（令和7年）4月1日には、新京成電鉄が京成電鉄に吸収合併される予定で、これにより当駅は京成電鉄松戸線の駅となる見込みです。

駅名の由来

駅名の由来は、江戸時代に徳川吉宗がこの地域に開園した下総薬園（薬草園）にちなんでいます。この薬草園が、駅名と地名の由来となっています。

駅周辺の地名は、もともと「薬園台町」でしたが、住居表示の実施時に「薬円台」と表記が変更されました。しかし、住居表示が未実施の「薬園台町1丁目」が駅南東部に残っており、駅周辺では「円」と「園」の表記が混在しています。

駅構造

薬園台駅は、1面2線の島式ホームを持つ橋上駅です。3階建ての駅ビルがあり、駅のメインエントランス上部には、薬園台の地名の由来となった薬草園をイメージしたステンドグラスが飾られています。

駅には、多機能トイレを併設したトイレが3階のコンコースと2階の駅ビル内に設置されています。自動改札機は南側に1箇所、出入口は東口と西口の2箇所あります。駅構内には、エレベーターとエスカレーターが設置されており、バリアフリーにも配慮されています。

のりば

利用状況

2023年度の1日の平均乗降人員は14,328人で、新京成線内では12位となっています。近年の一日平均乗車人員の推移は以下の通りです。

駅周辺

駅東口側には国道296号が走り、西口側には駅前広場が整備されています。

東口

飯山満七林自治会館
船橋東警察署 薬円台交番
船橋市薬円台公民館
千葉県立薬園台高等学校
千葉興業銀行 薬円台支店
船橋アーチェリーレンジ
船橋新京成バス・ちばレインボーバス「薬園台駅入口」停留所

西口

船橋市立飯山満小学校
船橋市立七林小学校
下総病院
薬園台駅前郵便局
千葉銀行 薬円台支店
滝の作向台公園
滝台八幡神社

隣の駅

新京成電鉄

新京成線

習志野駅 (SL20) - 薬園台駅 (SL21) - 前原駅 (SL22)

脚注

出典：新京成電鉄の公式サイト、各種統計資料、広報資料等

関連項目

日本の[[鉄道駅一覧]]

外部リンク

新京成電鉄 薬園台駅

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