習志野駅

習志野駅について

習志野駅は、千葉県船橋市習志野台四丁目に位置する新京成電鉄新京成線の駅です。駅番号はSL20で、地域住民にとって重要な交通拠点となっています。

歴史

1948年（昭和23年）10月8日：新京成電鉄新京成線の駅として開業しました。
2004年（平成16年）：駅にエレベーターが設置され、バリアフリー化が進みました。
2010年（平成22年）4月1日：22時から翌朝7時までを無人時間帯とし、窓口業務を休止するようになりました。
2025年（令和7年）4月1日（予定）：新京成電鉄が京成電鉄に吸収合併されるのに伴い、京成電鉄松戸線の駅となる予定です。

駅名の由来

駅名は、かつてこの地域に広がっていた習志野原（陸軍習志野練兵場）に由来しています。習志野原の地名の由来には諸説あり、明治天皇が演習を視察した際に兵士を褒めて「見習しの」と言ったという説や、演習を指揮した篠原国幹の指揮ぶりを褒めて「習え篠原」と言ったという説、平坦な地を意味する「ならした野」という説などが伝えられています。

薬円台公園内には、習志野発祥の史跡として明治天皇駐蹕之処の碑が建てられています。また、第1空挺団内には、明治天皇ゆかりの御馬見所（空挺館）という古い洋館が残っています。

習志野という地名は、現在の船橋市、習志野市、八千代市にまたがる広い地域を指す広域地名です。この地域には、かつて陸軍の駐屯地や関連施設が多く存在し、それらを総称して「習志野」と呼ぶようになりました。習志野の中心は、大久保の騎兵連隊や薬園台の騎兵学校、そして明治天皇駐蹕之処の碑が建つ習志野原周辺とされています。戦前には現在の習志野駅付近に東部軍管区教育隊が設置されていました。

なお、習志野市の市役所最寄り駅は京成津田沼駅、市の中心駅は津田沼駅（新津田沼駅に隣接）とされています。

駅構造

習志野駅は、相対式ホーム2面2線の地上駅です。両ホームは跨線橋で結ばれています。駅舎は鉄骨構造で、自動改札機が4台設置されています。駅には遠隔監視カメラや管理駅と通話できるインターホンが備えられており、無人駅としての運用が可能です。22時から翌朝7時までは無人駅となり、窓口業務は休止されます。この時間帯は、構内数箇所に設置されたインターホンで新津田沼駅と通話ができます。

のりば

1番線：松戸方面

2番線：京成津田沼方面

利用状況

2023年度の1日の平均乗降人員は12,747人で、新京成線内では15位となっています。近年の一日平均乗降人員の推移は以下の通りです。

(表は省略します)

駅周辺

駅の南側には国道296号が走っており、交通の便が良いです。隣駅の北習志野駅までは約900メートル（徒歩約10分）、薬園台駅までは約800メートル（徒歩約8分）の距離にあります。

隣の駅

新京成電鉄

新京成線

北習志野駅 (SL19) - 習志野駅 (SL20) - 薬園台駅 (SL21)

脚注

(注釈、出典は省略します)

関連項目

日本の[[鉄道駅一覧]]
習志野 - 「習志野」地名の変遷について詳述。

外部リンク

* 新京成電鉄 習志野駅

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