藤たまき

藤たまき（ふじ たまき、2月2日 - ）は、東京都出身の漫画家、イラストレーターとして知られています。彼女の作品は、主にボーイズラブ（BL）ジャンルに焦点を当てており、繊細な心理描写と美しい絵柄が特徴です。多くのファンを魅了し、その独特な世界観は、読者に深い感動を与えています。

藤たまきは、過去に「チープヒップス」というサークル名で同人誌活動を行っていましたが、現在は活動を休止しています。しかし、彼女の創作意欲は衰えることなく、漫画連載、小説イラスト、ドラマCDなど、多岐にわたるメディアで活躍を続けています。

彼女の代表的な漫画作品には、以下のようなものがあります。

初期作品:
『Kabala』（1994年、青磁ビブロス）
『SILENCE TO LIGHT』（1994年、青磁ビブロス）
『桜並木袋小路』（1995年、桜桃書房）
『ソウルフルメドレーズ』（1995年、青磁ビブロス）

連載作品:
『クーリング・プラネット』全2巻（1996年 - 1997年、角川書店）
『ミスター・シーナの精霊日記』全5巻（1996-2001年、徳間書店）
『ひみつのエコーボックス』全2巻（1998年 - 1999年、講談社）
『プライベート・ジムナスティックス』全3巻（2000年 - 2003年、新書館）
『フラッグ』全2巻（2005年 - 2007年、徳間書店）
『不思議ポット』全3巻 （2008年 - 2010年、徳間書店）
『青空の卵』全2巻（原作：坂木司、2010年、2013年、新書館）

その他の単行本:
『High tide night-満潮の夜』（1996年、角川書店）
『シガレット・リバティ』（1997年、青磁ビブロス）
『流星と真夏のクリスマス』（1997年、桜桃書房）
『私小説』（1998年、新書館）
『ONLY IF』（1999年、新書館）
『銀のバッチ』（1999年、桜桃書房）
『ロングスロー』（2000年、桜桃書房）
『ホライズン』（2002年、徳間書店）
『夏の名残りのバラ』（2004年、徳間書店）
『ダブルスクールキッズ』（2004年、新書館）
『アナトミア』（2004年、大洋図書）
『密告』（2006年、新書館）
『アタ』（2007年、大洋図書）
『遊覧船』（2008年、新書館）
『蛇崩、交差点で』（2012年、大洋図書）
『縁側のレシピ』（2014年、白泉社）

また、彼女は小説のイラストレーターとしても活躍しており、数多くの作品でその才能を発揮しています。主なイラスト担当作品には、以下のようなものがあります。

小説イラスト
『嘘つきな天使たち』（橘香いくの、1995年、集英社）
『ピンキー・ウルフ-桃色狼』（S・稔也、1995年、桜桃書房）
『ぼくを呼ぶ声』（茅野泉、1996年 集英社）
『最初の体温、最後の恋』（柚子稀ぜねこ、1997年 リーフ出版）
『天国（てっぺん）までもうすぐ』（五百香ノエル、1998年 心交社）
『偽りのピエタ』（前田栄、1998年 小学館）
『幻の聖母子像』（前田栄、1998年 小学館）
『追憶のマリア』（前田栄、1998年 小学館）
『Wコン・パニック!』（鹿住槇、2001年、小学館）
『Wコン・ハピネス!』（鹿住槇、2001年、小学館）
『晴明ふしぎ草子-妖しの子、黄昏に目覚める』（足立和葉、2002年 小学館）
『待つ宵草がほころぶと』（沖原朋美、2004年 集英社）
『蒼い海に秘めた恋』（六青みつみ、2005年、海王社）
『寄せては返す波のように』（六青みつみ、2009年、海王社）
『明日が世界の終わりでも』（榎田尤利、2013年、大洋図書）
『ドント・ルックバック』（ジョシュ・ラニヨン、2014年、新書館）
『カフェオレ・ランデブー』（栗城偲、2014年、メディアファクトリー）

さらに、彼女の作品はドラマCDとしても展開されており、ファンを魅了しています。

ドラマCD
『水の守護神 - ガーディアン』（1993年 KOEI）
『ピンキー・ウルフ 〜桃色狼〜』（1996年 CDブック）
『遊覧船』（2009年 fluorite.）

藤たまきの作品は、その独特な世界観と、キャラクターの繊細な感情表現によって、多くの読者に愛されています。彼女の今後の活躍にも目が離せません。

詳細については、以下の公式HPやSNSで確認できます。

公式HP
TmakiFuji-HPPoppyBud
X（旧Twitter）
* @tamaki_OvO

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