藤井正彦

藤井正彦：山口県新南陽市を牽引した政治家

藤井正彦（ふじい まさひこ）は、1944年7月2日生まれの山口県出身の政治家です。彼は、新南陽市長および新南陽市議会議長を歴任し、地域社会に貢献しました。山口県桜ケ丘高等学校を卒業後、日新製鋼に勤務し、福川青年団長も務めました。

政界での経歴

1969年、25歳で都濃郡南陽町議会議員に初当選し、政界入りを果たします。その後、1973年に新南陽市議会議員に当選し、1989年まで6期務めました。1991年には山口県議会議員選挙に立候補しましたが、現職の友田音一に敗れました。落選中は、衆議院議員佐藤信二の秘書として政治活動を続けました。

1995年、51歳で新南陽市長選挙に立候補し、現職の藤本博吉を破り、市長に就任しました。しかし、1999年の市長選挙では、前市議で元助役の吉村徳昌に敗れ、再選はなりませんでした。2003年には、新設合併に伴う周南市長選挙に立候補しましたが、元徳山市長の河村和登に敗れました。

市長としての功績：周南合併の実現

藤井正彦の最大の功績は、市長選挙で「周南合併実現」を公約に掲げ、合併に慎重な現職の藤本博吉を破ったことです。これにより、膠着状態だった徳山市、新南陽市などの合併論議が急速に進展し、周南市誕生へと繋がりました。この合併は、地域の発展と活性化に大きく貢献しました。

現在の活動

現在は、ユーディーエンジニアリング㈱周南営業所の専務取締役を務める傍ら、新南陽商工会議所議員としても活動しています。

関連人物

藤井正彦の同級生には、長谷川忠男（元県議会副議長）や大田良充（元熊毛町長）がいます。彼らもまた、地域社会の発展に貢献した人物です。

藤井正彦は、新南陽市の発展に尽力し、周南合併を実現に導いた政治家として、その功績は長く記憶されることでしょう。

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