藤元英樹

藤元 英樹

藤元 英樹（ふじもと ひでき）は、1975年10月30日に愛知県東海市で生まれた日本の俳優です。

来歴

俳優としてのキャリアは、劇団シアターガッツでスタートしました。同劇団では長年にわたり中心的な存在として活躍し、数々の公演で看板役者を務めました。しかし、自身の俳優としての表現の幅をさらに広げることを志し、2008年4月に同劇団を離れました。現在は、リベルタに所属し、舞台だけでなく、テレビドラマやラジオドラマ、CMなど、多様なメディアでの活動を展開しています。

主な出演歴

舞台

劇団シアターガッツ在籍時には、「チャンバラバン!バン!バン」や「わが家の夕めし」、「拳骨ロック！」をはじめ、「レインボー・ミラクル・チェンジ！」、「ファイナル・ダイナマイト・パンチ！」、「メガトン・チェリーボム！」、「ナンマイダーフラッシュ！」、「キャノンマックスR」、「スキップ・ア・ゴー!ゴー！」、「初恋のひと」、「ホンキー・トンク・エレジー」、「踊る大和魂」、「元パパ」、「ウルトラコージ」、「1DK駅徒歩5分南向き」、「大月山ジャンボリー」、「ラストインディーズ」、「ドラマにならない恋バナ」、「ショウの殿堂」、「ヅカヅカボーイズ」、「黄金風景」など、多数の公演に参加しました。

退団後も精力的に舞台活動を続け、様々な劇団やプロデュース公演に客演として招かれています。主な客演作品には、クチーナ・ミラノの「スター・フィールド・カフェ」、ランニングシアターダッシュの「風のピンチヒッター」、ゲキダン×ギャラクシーの「スペースリズム」、ドナインシュタイン博士のひみつ学会の「動物のひみつ」、美津乃あわライブの「アイノウタ」、劇団ファントマの「三蔵」「えん魔版曽根崎心中」「エンジェルダスト」「楊貴妃の漢方薬」、劇団M.O.P.の「エンジェル・アイズ」、劇団ゲキハロの「リバース!私の体どこですか?」、名古屋市文化振興事業団の「12人の怒れる男」などがあります。

また、一人芝居の創作・発表にも力を入れており、「黄金風景（ゴールドスケープ）」という自身のユニットを主宰しています。このユニットを通じて、#1「ミッド・ナイトボン!ボン!」、#2「伝説のガードマン」といった作品を発表しました。ユニット活動以前にも、一人芝居作品「彼女の好きな歌」を演じた経験があります。

テレビ

テレビドラマへの出演も多く、特にNHK名古屋放送局制作の作品に多数参加しています。「エスパー魔美」「老いてこそなお」「ちょっと待って、神様」「七子と七生 〜姉と弟になれる日〜」「七色のおばんざい」「監査法人」などがあります。このほか、CBCテレビの「冗談でしょ!離婚予定日」「ことぶきウォーズ」「湯けむりウォーズ〜女将になります〜」、NHK総合の「下流の宴」第3話、東海テレビの「明日の光をつかめ -2013 夏-」にも出演しました。さらに、2025年にはテレビ東京のドラマ「法廷のドラゴン」第4話への出演が予定されています。

ドラマ以外のテレビ番組では、三重テレビの「ええじゃないか。」第1シリーズ・第2シリーズで弥次郎兵衛役を務め、レギュラー出演しました。また、メディアスチャンネルの「ヨジナマ情報パラダイス」「シアターガッツの若者に見てもらいたい番組（Re:Guts）」や、スターキャットチャンネルの「わが街探訪」など、地域に根差した番組にも登場しています。

ラジオ

ラジオドラマへの出演も豊富で、NHK-FMの青春アドベンチャーなど、数多くの作品で声の演技を披露しています。主な出演作としては、「復習ゲーム」「ぬけがら」「forget-me-not 〜忘れな草〜」「父と盆栽」「風神秘抄」「雨」「蛇の恋とわたしと」「尾張春風伝」「五十歳の旅立ち」などがあります。このほか、ABCラジオのトーク番組「伊藤えん魔のAMam」にも出演経験があります。

CM

テレビコマーシャルにも出演しており、ミエライスのゼスチャー編・木編・宅配編、三河発☆ショップクーポンマガジン Cou!、エイデン、ダイコク電機など、様々な企業の広告に登場しています。

これらの多岐にわたる活動を通じて、藤元英樹は舞台俳優としての確かなキャリアを基盤に、映像や音声メディアにおいても表現力を発揮する俳優として活動を続けています。

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