藤原隆充

藤原隆充：情熱を注いだバスケットボール人生

藤原隆充（ふじわら たかみち）は、1978年7月16日生まれ、福岡県北九州市小倉南区出身の元プロバスケットボール選手です。ポジションはポイントガード、背番号11を背負い、182cm、81kgの体格でコートを駆け抜けました。

選手経歴

9歳でバスケットボールを始めた藤原は、北九州市立守恒中学校、小倉南高校へと進学します。しかし、福岡県はバスケットボールの強豪ひしめく激戦区であり、福岡大大濠高校という高い壁が立ちはだかり、チームとして全国大会への出場は叶いませんでした。

大学は九州産業大学に進学。ここで藤原は才能を開花させ、全国区に名を馳せる存在となります。2年生からは九州学生選抜に選出され、その実力を証明しました。

2001年、大学卒業後、新潟アルビレックスBBに入団。ルーキーイヤーにして新人王を獲得するという輝かしい実績を残します。2006年からは主将に就任し、チームを牽引。ゴールを決めた後の雄叫びは、ブースターにとってはお馴染みの光景でした。

2008年オフには、エクスパンション・ドラフトにより滋賀レイクスターズへ移籍。新たなチームでの挑戦をスタートさせます。2009-2010シーズンには、10月25日の大阪エヴェッサ戦で右肩を脱臼し、一時戦線を離脱。しかし、12月5日の琉球ゴールデンキングス戦で復帰すると、再び主力として活躍しました。

2013年オフ、FA権を行使して、かつて活躍した新潟に復帰。古巣で再びプレーすることとなりました。2015年オフには、群馬クレインサンダーズに移籍し、新たなチームでプレー。

2019年、長年のプロ選手としてのキャリアに終止符を打ち、現役を引退しました。

引退後

引退後は、群馬のスクールコーチを経て、2020年からは群馬のアシスタントコーチに就任。B2リーグ優勝に貢献しました。その後、2021年からは古巣である新潟のアシスタントコーチを2年間務め、チームを支えました。

そして2023年、越谷アルファーズのアシスタントコーチに就任。新たなチームで指導者としてのキャリアをスタートさせています。

プレースタイルと人物像

藤原隆充は、卓越したパスセンスと冷静なゲームコントロールでチームを勝利に導くポイントガードでした。また、闘志溢れるプレーと熱いリーダーシップで、チームメイトやファンを魅了しました。

引退後もバスケットボールへの情熱を絶やすことなく、指導者として次世代の育成に力を注いでいます。彼のこれからの活躍にも期待が高まります。

関連情報

日本のバスケットボール選手一覧
福岡県出身の人物一覧
新潟アルビレックスBBの選手一覧
滋賀レイクスターズの選手一覧
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外部リンク

TRIPLE THREAT
* 滋賀レイクスターズ選手ブログ-藤原隆充-

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