藤田秀世

藤田秀世：幅広い活躍を見せるベテラン俳優

藤田秀世は、1964年7月1日生まれ、東京都出身の日本の俳優です。170cm、A型。劇団ナイロン100℃に所属し、Kreiがマネジメントを担っています。

幼少期から続く俳優人生

小学生時代から児童劇団に所属し、子役として活躍。代表作の一つにあげられるのが、TBS系列で放送された『3年B組金八先生』第2シリーズへの出演です。生意気な優等生・平尾久之役を好演し、早くから注目を集めました。他にも、TBSの『二十四の瞳』など、数々のテレビドラマにレギュラー出演しています。

劇団健康からナイロン100℃へ

1985年、劇団健康の第2回公演に出演したことが、本格的な俳優としてのキャリアの始まりと言えます。その後、1992年の劇団解散まで、ほぼ全ての公演に出演。劇団健康での活動経験は、後の俳優人生に大きな影響を与えたことは間違いありません。

劇団健康解散後も俳優活動を続け、1993年にはナイロン100℃の旗揚げに参加。初演となる『SLAPSTICKS』に出演した後、一旦退団しますが、その後も『NEXT MYSTERY』『ウチハソバヤジャナイ』『ザ・ガンビーズ・ショウ』など、数々の作品に客演として参加。2002年にナイロン100℃への活動を再開し、2003年の『ハルディン・ホテル』から正式メンバーとして復帰しました。以降、現在に至るまで、ナイロン100℃の中心メンバーとして活躍を続けています。

多彩な活動

藤田秀世の活動は、舞台にとどまりません。テレビドラマ、映画、CM、さらにはラジオ、Vシネマ、テレビアニメと、その活動領域は多岐に渡っています。

舞台では、劇団健康時代から数えて20本以上の作品に出演。ナイロン100℃の公演はもちろんのこと、他劇団の作品にも多数出演しています。その幅広い出演作の中には、ケラリーノ・サンドロヴィッチや白井晃といった著名な演出家との仕事も含まれており、その演技力は高く評価されています。

テレビドラマでは、『3年B組金八先生』シリーズを始め、『SPEC』シリーズ、『anone』、『日本沈没-希望のひと-』など、話題作への出演も多数。脇役ながら存在感を示す演技で視聴者の印象に残り、幅広い役柄をこなす実力派俳優としての地位を確立しました。

映画では、『中指姫 俺たちゃどうなる？』『劇場版SPEC〜天〜』などに出演。

CMでは、学生援護会、日本テレコム、JACCS CARDなど、数多くの企業のCMに出演し、その知名度をさらに高めました。

プライベート

趣味は旅行とカメラ（RICOH GRシリーズ、SONY RX100シリーズ愛用）、特技はビリヤードとパソコン全般。プライベートでも多様な趣味を持つ、多彩な人物像が垣間見えます。

まとめ

藤田秀世は、子役時代から現在まで、長年にわたって第一線で活躍を続けるベテラン俳優です。舞台を中心に、テレビドラマ、映画、CMなど幅広い分野で活躍し、その確かな演技力と存在感で、多くの作品に彩りを添えています。これからも、彼の活躍から目が離せません。

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