藤田靖明

藤田靖明（ふじた やすあき）は、日本のゲーム音楽作曲家であり、サウンドスタジオ「ファーストサークル」の代表を務める人物です。広島県福山市出身で、ゲーム業界では「BUN BUN」という名義でクレジットされることも多くあります。

1989年に株式会社カプコンに入社し、数々の人気ゲームのサウンド制作に携わりました。1992年にカプコンを退社後、自身のサウンドスタジオ「ファーストサークル」を設立し、代表として活動しています。カプコン在籍時代から独立後まで、幅広いゲームタイトルで音楽制作を担当し、その才能を発揮しています。

主な作品

藤田靖明は、数多くのゲーム音楽を手がけていますが、以下に主な作品をまとめました。

ロックマン3 Dr.ワイリーの最期!?（1990年9月28日、カプコン、FC）：サウンドコンポーザーとして、シリーズの人気を支える楽曲群を制作しました。
天地を喰らうII 諸葛孔明伝（1991年4月5日、カプコン、FC）：サウンド担当として、ゲームの壮大な世界観を音楽で表現しました。
リトル・マーメイド（1991年7月19日、カプコン、FC）：ディズニーの人気アニメをゲーム化した作品で、そのサウンドを担当しました。
ロックマン4 新たなる野望!!（1991年12月6日、カプコン、FC）：再びサウンドコンポーザーとして、ロックマンシリーズに貢献しました。
ダークウィング・ダック（1992年6月、カプコンUSA、NES）：海外向けタイトルでもサウンド制作を担当しました。
ブレス オブ ファイア 竜の戦士（1993年4月3日、カプコン、SFC）：ミュージックコンポーザーとして、ゲームの世界観を彩る音楽を生み出しました。
ファイナルファイト2（1993年5月22日、カプコン、SFC）：ミュージック担当として、アクションゲームを盛り上げる音楽を制作しました。
美少女戦士セーラームーンS こんどはパズルでおしおきよ!（1994年7月15日、バンダイ、SFC）：人気アニメのゲーム化作品で、サウンドを担当しました。
パルスター（1995年、SNK、AC）：アーケードゲームのサウンドを担当し、その才能を幅広い分野で発揮しました。
Todd McFarlane's Spawn: The Video Game（1995年、アクレイム、SNES）：サウンドエフェクトを担当し、ゲームの臨場感を高めました。
オレっ! トンバ（1997年12月25日、ウーピーキャンプ、PS）：効果音を担当し、ゲームの楽しさを演出しました。
ブレイジングスター（1998年1月19日、SNK、AC）：サウンドデザインを担当し、ゲーム全体の音響を統括しました。
パズルボブル ミニ（1999年3月26日、SNK、NGP）：サウンド担当として、携帯ゲーム機向けの作品にも携わりました。
メタルスラッグ ファーストミッション（1999年5月27日、SNK、NGP）：サウンドを担当し、人気シリーズの携帯機版を盛り上げました。
メタルスラッグ セカンドミッション（2000年3月9日、SNK、NGPC）：再びサウンドを担当し、シリーズ作品のサウンドを支えました。
ロックマン10 宇宙からの脅威!!（2010年3月9日、カプコン、Wii・PS3・Xbox 360）：サウンドクリエイターとして、シリーズの復活に貢献しました。
神奏三国詩（2022年5月26日、UNICO、Nintendo Switch）：サウンドを担当し、近年においても精力的に活動しています。

これらの作品以外にも、多数のゲーム音楽制作に携わっています。

その他の活動

藤田靖明は、ALPH LYLAや藤田晴美といった人物と関連があるようです。また、ゲーム音楽の作曲家として、その名前は広く知られています。

外部リンク

YASUAKI FUJITA

藤田靖明は、ゲーム音楽の分野で長年にわたり活躍し、多くの人々に愛される音楽を生み出し続けています。その才能と情熱は、これからも多くのゲームファンを魅了し続けるでしょう。

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