褄取り

褄取り（つまとり）とは

褄取りとは、相撲の決まり手の一つです。具体的には、まず出し投げを打ちます。その後、後ろに流れた相手の足の足首、または爪先を掬い上げ、相手を前に這わせるという技です。「褄」とは、和服の裾の端のことを指します。

珍しい決まり手

1960年1月に決まり手として制定されて以来、幕内 यानी इस श्रेणी में यह技が使われたのは、非常に稀です。具体的には、2000年3月場所で横綱の曙が土佐ノ海を破った一番のみです。これは、制定から40年もの間、一度も使われなかったことを意味します。

曙のコメント

その曙自身も、「褄取り」の決まり手については「何それ？知らなかったよ」と答えています。自身の技であるにも関わらず、その名前を知らなかったことは、この技の珍しさを物語っています。その後、曙は、自身のことを「技のデパートハワイ支店」と称しました。これは、豊富な技を持つ力士として知られる舞の海や旭鷲山になぞらえたものです。

関連情報

褄取りは、非常に特殊な状況でしか決まらない技であり、そのため、幕内での使用例が極めて少ないと考えられます。相撲の決まり手は数多く存在しますが、その中でも特に珍しい部類に入るでしょう。出し投げからの連携という点も、他の決まり手にはあまり見られない特徴です。

関連語句

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