西地清一

西地清一（にしぢ せいいち）は、1932年3月15日生まれの元競輪選手です。日本競輪選手会大阪支部を経て、後に滋賀支部に所属していました。選手登録番号は4027です。


西地選手の輝かしい経歴の中で、特に注目されるのは、以下の2つの優勝です。

1952年3月、高松競輪場で開催された第2回全国都道府県選抜競輪の2000m競走での優勝。
1963年3月、一宮競輪場で開催された第16回全国争覇競輪での優勝。このレースでは、一度は2着でゴールしましたが、1着入線の選手が失格となったため、繰り上がりで優勝となりました。この全国争覇競輪は、俗に「復活ダービー」とも呼ばれていました。

これらの活躍により、西地選手は競輪界にその名を深く刻みました。その後、選手登録地を大阪から滋賀へと移し、1985年5月9日に選手登録を削除するまで、長きにわたり競輪選手として活躍しました。

西地選手の通算勝利数は892勝に及び、その卓越した技術と精神力は多くのファンを魅了しました。また、西地選手の実子である西地孝介も競輪選手（43期）として活躍し、競輪一家として知られています。


主な獲得タイトルと記録

1952年：全国都道府県選抜競輪2000m競走（高松競輪場）
1963年：全国争覇競輪（一宮競輪場）

西地清一は、その卓越した才能と努力で競輪界に多大な貢献をした選手として、永く記憶されるでしょう。


関連項目

* 競輪選手一覧

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