西町停留場

西町停留場の概要

西町停留場（にしちょうていりゅうじょう）は、富山県富山市の西町に位置する富山地方鉄道の停留場です。この停留場は、富山軌道線の本線の一部であり、駅番号はC08です。ここは富山県道43号富山上滝立山線と併設されていますが、環状線電車に乗降することはできません。そのため、環状線から南[[富山駅]]前駅へ向かう際は、別の停留場で乗り換えの手続きを行う必要があります。

歴史的背景

西町停留場は、1913年9月1日に富山電気軌道の停留場として開業され、その後1920年には富山市に譲渡され、富山市営軌道の一部となりました。1928年には東部線の分岐駅としての役割を果たしましたが、その路線は途中で廃止されることとなり、中間停留場としての立ち位置になりました。その後、富山都心線の開業によって再び重要な分岐停留場として復活しましたが、環状線には乗降できない点は変わりません。

西町停留場の歴史を年表形式で見ると、開業からの様々な変遷がわかります。1945年の富山大空襲によって一時休止を余儀なくされましたが、1946年には再度営業を再開しました。1950年代には、支線として南[[富山駅]]前からの直通運行が開始されましたが、じょじょに路線が廃止され、1973年には支線が廃止されました。

停留場構造

この停留場は地上駅で、相対式ホームが2面2線設置されています。ホームは千鳥式の配置になっており、乗客がスムーズに乗り降りできるようになっています。かつては渡り線も存在しましたが、現在はそれも撤去されています。

停留場周辺と隣接停留場

西町停留場の周辺には、さまざまな施設や店舗が立ち並び、利用者にとって便利な立地となっています。隣接する停留場は上本町停留場 (C07) で、こちらとのアクセスも良好です。また、南方には中町（西町北）停留場 (C09) があり、ここでは富山大学前・岩瀬浜方面への乗換えが可能です。

西町停留場は富山市中心部に位置し、地域の交通の要所としての役割を果たしています。歴史とともに変遷を遂げたこの停留場は、今や地域にとって欠かせない存在となっています。今後も多くの利用者に親しまれることでしょう。

もう一度検索