中町（西町北）停留場

中町（西町北）停留場：富山市の中心部を結ぶアクセス拠点

中町（西町北）停留場は、富山県富山市総曲輪に位置する富山地方鉄道富山軌道線本線の駅です。駅番号はC09。富山駅方面へのアクセスを容易にするため、そして富山市街地の活性化、回遊性の向上に貢献する目的で建設されました。

駅舎とバリアフリー設計

富山県道6号富山立山公園線沿いに設置された停留場は、富山駅方面へのホームのみを備えています。ホームの長さは13.5メートル、屋根付きの待合室（長さ12メートル）を有し、6.5メートルのスロープも設置されているなど、バリアフリー設計にも配慮されています。快適で安全な利用環境を提供することで、幅広い年齢層の利用者をサポートしています。

歴史と駅名の由来

この停留場は、2013年（平成25年）5月17日に開業しました。駅名の由来は、戦前に存在した「中町停留場」と、西町停留場との一体的な運用を踏まえたものです。「中町」は地域名に由来し、「西町北」という副称は位置関係を示しています。

停留場構造と環状線との接続

中町（西町北）停留場は、片面ホーム1面1線の地上駅です。富山駅方面からの電車のみが停車し、南富山駅前方面の電車は全て通過します。そのため、環状線電車から南富山駅前方面への乗換を希望する場合は、注意が必要です。

西町停留場では環状線電車の乗降ができないため、中町（西町北）停留場で乗継券を受け取り、徒歩で西町停留場まで移動する必要があります。当駅開業までは、グランドプラザ前停留場が乗換停留所として機能していました。また、環状線の乗務員交代もこの停留場で行われています。

周辺環境とアクセス

停留場周辺は、富山市の中心市街地であり、商業施設や公共施設などが集積しています。周辺には、買い物や食事、観光など様々な目的で利用できる施設が充実しており、停留場から徒歩圏内に多くの目的地が存在します。利便性の高い立地条件は、公共交通機関の利用促進に大きく貢献しています。

隣の停留場

中町（西町北）停留場は、富山地方鉄道の路線網において、重要な接続点を担っており、周辺地域へのアクセス向上に貢献しています。 今後の富山市街地の発展においても、重要な役割を果たすものと期待されています。

もう一度検索