西野真弘

西野 真弘

西野真弘（にしの まさひろ、1990年8月2日生まれ）は、東京都江戸川区出身のプロ野球選手で、オリックス・バファローズに所属する内野手です。彼は右投げ左打ちのプレイヤーであり、独自のスタイルで活躍しています。

経歴

プロ入り前

西野は南葛西小学校で「葛西キラーズ」を通じて野球を始め、その後南葛西中学校に進学し、「浦安リトルシニア」に所属しました。しかし、東海大学付属浦安高校では甲子園出場の経験はありませんでした。国際武道大学に進学し、4年生の時には千葉県大学野球リーグで春・秋の二季連続で二塁手のベストナインを獲得しました。明治神宮野球大会では富士大学の多和田真三郎選手にノーヒットノーランで敗れました。

JR東日本時代

社会人野球のJR東日本では、プロ初年度に都市対抗野球大会でベスト8に進出し、社会人野球ベストナイン（二塁手部門）を受賞しました。2年目には、韓国で開催された第17回アジア競技大会の日本代表に選出され、モンゴル戦での本塁打が印象的でした。この時期、彼は田中広輔選手と二遊間を組んでいました。

オリックス入団

2014年10月23日のドラフトでオリックス・バファローズから7位指名を受け、契約金2500万円、年俸1000万円で入団しました。背番号は39です。その後、社会人野球日本選手権大会では二塁手として3試合に出場し、ユニフォームに身を包む姿を見せました。

オリックス時代の歩み

2015年

西野は開幕を一軍で迎え、福岡ソフトバンクホークス戦で代打としてプロデビューを果たしました。初の安打や本塁打、初盗塁を記録する中、怪我に悩まされますが、プロ入りの期待を集める選手としての地位を確立しました。

2016年

全試合に出場し、チームメイトの糸井嘉男選手と共に戦いました。守備では多くの失策を記録しましたが、走塁や三塁打の実績がチームに貢献しました。

2017年

開幕戦で先発出場しましたが、夏場には不調が影響し二軍降格を余儀なくされます。

2018年

三塁手としての出場機会が増えますが、怪我により出場を抹消されました。選手生命を考えながら自身のプレースタイルを見直す時期でした。

2019年 - 2021年

この時期は怪我や不振に悩まされ、出場試合数は減少します。2021年には自己最少の成績に終わりますが、新たな挑戦を続けました。

2022年

4月上旬、ケガから復帰し、俊足を活かした攻撃力と守備力で活躍。9月にはチームの日本一に大きく貢献しました。

2023年

オープン戦での活躍を受けて、開幕スタメンに名を連ねます。シーズン中には安定した調子を維持できず、何度か登録・抹消を経験しましたが、日本シリーズでの活躍が光ります。

選手としての特徴

西野は打撃において優れたバットコントロールと選球眼を持ち、巧みなプレースタイルが特長です。また、俊足であり、内野の複数ポジションをこなし、守備力を発揮しています。愛称は「マーサン」と呼ばれ、彼自身と同じように小柄な選手を尊敬しています。

選手としての実績を積み重ね、今後も西野真弘の成長から目が離せません。彼のバットや素早い守備動作が、オリックス・バファローズにとって欠かせない存在であり続けます。

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