西鉄二日市駅

西鉄二日市駅の概要

西鉄二日市駅（にしてつふつかいちえき）は、福岡県筑紫野市二日市中央六丁目に位置し、西日本鉄道（西鉄）の駅です。駅番号はT13で、全ての列車が停車する特徴があります。また、JR九州鹿児島本線の二日市駅までは徒歩約12分の距離で、便利な交通アクセスを提供しています。当駅の北側構内には市境があり、一部が太宰府市に属しています。

利用可能な路線

当駅では、主に以下の西日本鉄道の路線が利用可能です：

• - 天神大牟田線
• - 太宰府線

駅の歴史

西鉄二日市駅の歴史は1924年にさかのぼります。この年に九州鉄道（後の西鉄天神大牟田線）の二日市駅として開業しました。1939年には九鉄二日市駅への改称、1942年には西日本鉄道発足に伴い西鉄二日市駅に再改称されました。1987年には自動改札機が導入され、2003年にはバリアフリー化が進められました。その後、ICカードの利用が2008年に開始され、2017年には駅のナンバリングも導入されました。

駅構造

西鉄二日市駅は4面5線の島式ホームから成る地上駅で、のりばは合計7つあります。通常、太宰府線は1番または4番のりばから発車し、天神大牟田線は下りが4番・5番、上りは6番・7番から出発します。混雑時には使用されない2番および3番のりばが開放されることがあります。また、当駅では終日列車の追い越しが可能で、特に太宰府線においては多くの列車が当駅止まりの運用をされています。

跨線橋は福岡側にはエレベーターとエスカレーター付きの新跨線橋があり、大牟田側には従来の階段だけの跨線橋があります。出入口は西口と東口が存在し、西口は橋上駅舎でエレベーターがないため、身体障害者にとっては東口の利用が推奨されています。

利用状況

2023年度の西鉄二日市駅の1日平均乗降人員は17,858人で、西鉄の駅の中で第8位の利用状況です。近年は減少傾向にあり、一時期は第5位の利用者数を誇りましたが、2010年度の紫駅開業などが影響し、乗降人数が2,000人以上減少しました。

駅周辺の環境

西鉄二日市駅周辺は、教育機関や商業施設が豊富です。例えば、日本経済大学や福岡こども短期大学、イオン二日市店などが近隣にあり、居住者や学生にとって魅力的なエリアです。また、西鉄バスも東口・西口それぞれから多くの路線が運行されており、交通利便性は非常に高いです。

まとめ

西鉄二日市駅は、交通の要所としての役割を果たしており、今後の発展にも期待が持たれます。駅周辺に広がる教育施設や商業エリアは、地域の活性化にも寄与しています。

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