親里競技場

親里競技場

親里競技場は、奈良県天理市にある運動公園であり、天理教の教祖百年祭を記念して建設されました。この競技場は、親里ラグビー場、親里野球場、親里ホッケー場を合わせた総称として知られています。

概要

親里競技場は、地元の天理高等学校や天理大学の運動部が日常的に利用しているだけでなく、各種大会や全国大会の会場としても活用されています。特に、野球場とラグビー場は、これらの学校の部活動にとって重要な拠点となっています。

競技場のバックスタンドの約半分は、奈良時代の遺跡である杣之内火葬墓が保存されているため、整地されていません。この点が、競技場の特徴の一つとなっています。

沿革

親里競技場は1984年6月30日に竣工しました。大和青垣国定公園特別地域内に位置しているため、建設にあたっては周囲の自然景観に最大限の配慮がなされました。同年7月には秩父宮妃を迎えて競技場開きが行われ、同年10月には第39回国民体育大会で使用されるなど、開場以来、様々なスポーツイベントの舞台となっています。

施設概要

親里競技場は、以下の施設で構成されています。

親里ラグビー場

スタンド席観客収容数: 2,500人
芝スタンド席観客収容数: 3,300人

野球場

両翼: 91m
中堅: 120m

フィールドホッケー場

2面あり、いずれも人工芝（ショートパイルタイプ）
第1グラウンド収容人員: 1,000人

アクセス

西名阪自動車道天理インターチェンジから車で約30分

外部リンク

親里ホッケー場 - 天理大学ホッケー部公式ページ
* 天理親里ラグビー場 - 日本ラグビーフットボール協会

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