警察博物館

警察博物館について

警察博物館は、警視庁の歴史と活動に関する資料を展示している博物館です。警視庁広報センターという名称でも知られています。日本語、英語、中国語、韓国語のパンフレットが用意されており、海外からの訪問者にも配慮されています。

概要

運営: 警視庁
所在地: 東京都中央区京橋3丁目5番1
開館時間: 9:30 - 16:00（最終入館15:30）
休館日: 毎週月曜日（祝日の場合は翌日）、年末年始（12月28日 - 1月4日）
入館料: 無料

沿革

2017年4月29日に、1年間の改装工事を経てリニューアルオープンしました。

展示内容

博物館は複数のフロアで構成され、さまざまな展示が楽しめます。

入口

パトロールカー（マツダ・RX-8）: 警視庁に4台導入されたパトカーで、高速道路交通警察隊で使用されていた「高速31」が展示されています。

1階

受付: 現役の警察官が担当することもあり、案内係も現役の女性警察官が担当することがあります。
おまわりさんなりきり体験: 子供用の警察官制服を着用して記念撮影ができます。第一種と交通機動隊員の制服が選べます。男女向けがあり、日曜や夏休みは予約が必要です。
ヘリコプター「はるかぜ1号」: 実際に使用されていたヘリコプターが展示されています。
赤バイ、黒バイ、側車付き白バイ: 多様な警察車両を間近で見ることができます。

2階

歴史年表: 警視庁の歴史を年代順に展示しています。
川路大警視関連展示: 警視庁の創設者である川路大警視に関する資料が展示されています。
西南の役関連資料: 西南戦争に関連する資料が展示されています。
関東大震災関連資料: 関東大震災に関する資料が展示されています。

3階

殉職警察官の顕彰コーナー: 殉職された警察官を顕彰するコーナーで、遺族の希望があった場合のみ展示されています。
制服: 警察官のさまざまな制服が展示されています。
武器、凶器: 警察で使用される武器や、事件で使用された凶器が展示されています。
警察執務文書、辞令: 警察の業務に関する文書や辞令が展示されています。
歴代の警視庁庁舎の模型: 過去の警視庁庁舎の模型が展示されています。
グッズ販売カウンター: 警察関連のグッズが購入できます。

4階

ゲームコーナー: 事件の目撃者としてモンタージュ写真作成に協力するゲームが楽しめます。
ドライビングシミュレーター: 普通自動車免許が必要ですが、ドライビングシミュレーターを体験できます。
鑑識機材、装備品: 鑑識活動で使用される機材や装備品が展示されています。
エンブレム: 警視庁のエンブレムが展示されています。
警視庁音楽隊関連資料: 警視庁音楽隊に関する資料が展示されています。

5階

イベントホール: さまざまなイベントが開催されるスペースです。

その他

以前は売店がありましたが、2009年3月29日に閉鎖されました。

関連情報

関連項目:
警視庁いきもの係（小説／テレビドラマ）
消防博物館
陸上自衛隊広報センター
外部リンク:
来て、見て、学ぶ ポリスミュージアム

警察博物館は、警視庁の活動や歴史を深く理解できる貴重な場所です。子供から大人まで楽しめる展示が豊富にあり、警察の仕事に興味がある方はもちろん、そうでない方にもおすすめです。

もう一度検索