谷口あかり

谷口 あかりについて

谷口あかり（たにぐち あかり）は、1983年5月13日生まれ、長崎県西海市の出身です。彼女はミュージカル女優であり、またバレリーナとしても知られています。彼女の芸術に対する情熱は、曽祖父が生長の家の創始者であることに端を発しており、家族には多くの著名人がいます。祖父の谷口清超は第2代総裁であり、現在の総裁である谷口雅宣は伯父にあたります。

彼女のダンスキャリアは1992年に始まり、谷口バレエ研究所でバレエを学びました。1997年には、バレエ団「えぽっく」に入団し、谷口登美子に師事しました。2000年に玉川学園高等部を中退し、ロシアへバレエ留学を決意、モスクワ国立アカデミー舞踊学校（ボリショイバレエ学校）に入学しました。2002年にはNBAバレエコンクールジュニア部門で6位に輝くなど、彼女のバレエの才能は早くから認められていました。

2003年にはモスクワ国立アカデミー舞踊学校を卒業し、2004年にはNBAバレエ団に参加。2005年のまちだ全国バレエコンクールシニア部門での入賞や、2006年のベストまちだ賞の受賞を経て、彼女の実力はさらに高まりました。女優活動への道を開いたのは2007年で、劇団四季に入団し「ミュージカル李香蘭」で舞台デビューを果たしました。

以後、彼女は「春のめざめ」や「キャッツ」など多くのミュージカルで幅広い役を演じ、特に「春のめざめ」のヒロイン・ベンドラとしての演技は高く評価されています。さらに、コーラスラインや「マンマ・ミーア!」などの作品にも出演し、彼女の才能は多くの観客に感動を与えました。

2013年には劇団四季を退団し、一時女優活動を休業しましたが、2015年に舞台女優として活動を再開しました。ブロードウェイミュージカル『VIOLET』の日本初演では、主役をつとめ、再び観客の心をつかみました。彼女は2017年12月から新しい事務所に移籍し、さらなる多様な舞台での活躍が期待されます。

最近の出演作品には、「ソーォス!」や「オズの魔法使い」、「ソーホー・シンダーズ」などがあり、彼女の多才さはますます増しています。また、2024年と2025年には新たなミュージカルにも出演予定であり、今後もその活動に目が離せません。

谷口あかりは、舞台に立つことで数多くの人々に感動を与え続けている女優です。彼女の情熱と才能は、今後も多くの舞台で輝きを放つことでしょう。

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