谷川義春

谷川義春：ドラマを彩る音の職人

谷川義春（たにかわ よしはる）は、1977年2月6日生まれの日本のテレビドラマ選曲家、音響効果担当者です。茨城県水戸市出身で、かつては音響制作会社スポットドラマの制作部長を務めていました。2020年4月からは、株式会社ニートネストに移籍し、現在も精力的に活動を続けています。

多岐にわたる担当作品

谷川氏の担当作品は、連続ドラマ、スペシャルドラマ、映画と多岐にわたります。その中でも特にテレビドラマでの活躍が目覚ましく、数多くの人気作品に携わっています。

2000年代の主な作品

2000年代には、フジテレビ系のドラマを中心に数多くの作品で音響効果を担当しました。例えば、『ダイヤモンドガール』(2003年)、『FIRE BOYS 〜め組の大吾〜』(2004年)、『海猿』(2005年)などが挙げられます。また、『救命病棟24時』シリーズでは、第3シリーズ(2005年)から音響効果を担当しています。

選曲担当としては、『結婚披露宴～人生最悪の３時間～』(2007年)や『帰ってきた時効警察』(2007年)などが挙げられます。2008年には、『ロス:タイム:ライフ』、『チーム・バチスタの栄光』など、人気ドラマの選曲も担当しました。また、NHKの『タイムスクープハンター』シリーズにも初期から携わり、選曲と音響効果の両面で活躍しました。

2010年代の主な作品

2010年代に入ると、谷川氏は選曲の仕事が中心となります。『ジェネラル・ルージュの凱旋』(2010年)や『美しい隣人』(2011年)など、フジテレビ系のドラマで選曲を担当する一方、『家政婦のミタ』(2011年)では音響効果を担当しました。また、『ドクターX 外科医・大門未知子』(2012年)など、テレビ朝日の人気ドラマでも音響効果を手掛けました。

さらに、『GTO』シリーズ(2012年～2014年)や『相棒』シリーズ(2014年～)など、人気シリーズの選曲も担当しています。2017年には、テレビ朝日系の『やすらぎの郷』、『トットちゃん！』などの話題作にも参加しました。

2020年代の主な作品

2020年代に入ってからも、その活躍は衰えず、『相棒』シリーズは継続して担当しています。また、『知ってるワイフ』(2021年)や『消えた初恋』(2021年)など、話題のドラマで選曲を担当。さらに、『勝利の法廷式』(2023年)や『ゆりあ先生の赤い糸』(2023年)では、サウンドデザインを手掛けています。

2024年には、『恋する警護24時』、『イップス』、『南くんが恋人!?』など、注目ドラマの選曲を担当。また、Amazon Prime Videoの『沈黙の艦隊 シーズン1』ではミュージックエディターを担当しました。

その他の活動

谷川氏はテレビドラマだけでなく、映画の音響効果や選曲も手掛けています。また、関連人物として、石井和之、高木秀和、伊東晃、飯島啓実などの名前が挙げられます。彼らと共に、数々の作品を支えてきました。

まとめ

谷川義春は、20年以上にわたりテレビドラマを中心に活躍してきた、選曲・音響効果のプロフェッショナルです。その卓越した技術とセンスで、多くのドラマ作品を彩り、視聴者に感動と興奮を与え続けています。彼の今後の活躍からも目が離せません。

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