谷浩弥

谷浩弥（たに ひろや、1977年7月1日 - ）は、和歌山県日高郡美浜町出身の元プロ野球選手です。右投右打の投手として活躍しました。

プロ入り前

南部高校時代には、2年秋に近畿大会へ出場。1年下には後にプロ野球選手となる濱中治も在籍し、共に投手としてチームを支えました。卒業後は、兵庫県の社会人野球チームである田村コピーに入社。ここでサイドスローに転向しました。1999年の都市対抗野球では、小西酒造の補強選手として出場し、同じく補強選手であった三井浩二の後を受けてマウンドに上がりました。同年には、4ヵ国地域国際大会に日本代表として選出されるなど、アマチュア球界で注目を集めました。

読売ジャイアンツ時代

1999年のドラフト会議において、読売ジャイアンツから2位で逆指名を受け、プロ野球選手としてのキャリアをスタートさせました。入団後の2002年には、イースタン・リーグで13勝を挙げ、最多勝のタイトルを獲得。日本代表としても、インターコンチネンタルカップやアジア大会に出場するなど、国際舞台でも活躍しました。しかし、2003年に念願の一軍デビューを果たすも、結果を残すことができず、わずか2試合の登板にとどまりました。同年オフには、戦力外通告を受け、チームを離れることとなりました。

千葉ロッテマリーンズ時代

2004年、千葉ロッテマリーンズへ移籍。しかし、移籍後も一軍での登板機会はなく、同年オフに再び戦力外通告を受け、現役を引退しました。プロ野球選手としてのキャリアは、短い期間で幕を閉じることとなりました。

エピソード

読売ジャイアンツ入団当初、当時の長嶋茂雄監督から、出身チームである田村コピーにちなんで、苗字を「田村」と間違えて呼ばれたことがありました。さらに、「谷コピーの田村君」と呼ばれていたというエピソードも残っています。これは、長嶋監督が選手の細かい情報を把握していなかったことによるものと思われます。

詳細情報

年度別投手成績

（具体的な成績は省略）

記録
初登板：2003年6月6日、対横浜ベイスターズ12回戦（横浜スタジアム）、6回裏に2番手で救援登板、1回3失点

背番号
38 （2000年 - 2003年）
63 （2004年）

脚注

(脚注は省略)

関連項目

和歌山県出身の人物一覧
読売ジャイアンツの選手一覧
千葉ロッテマリーンズの選手一覧

外部リンク

個人年度別成績 谷浩弥 - NPB.jp 日本野球機構
* 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)

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